グループディスカッション3つのお題タイプ

グループディスカッション3つのお題タイプ

グループディスカッション3つのお題タイプ

 

①「自由討論」タイプ
<<お題例>>
・良い社会人とは
・理想の上司とは
・新入社員に求められる能力とは

何を見極めるのか?
それは、「ヒューマンスキル」です。
この「ヒューマンスキル」から「相性」もみています。
・自分の意見ばかり主張する人
・相手の意見の反対意見ばかり言う人
・空気の読めない人
・主体性のない人
・とんちんかんな意見を言う人

こんな人とは一緒に働きたくない・・・と思います。

逆に
・発言回数の少ない人に手を差し伸べる人
・聴く姿勢を持っている人
・分かりやすく発言する人
・「事実」を的確に述べる人
・笑顔のある人
・・・・・

こんな人と一緒に働きたいと思います。

これが「ヒューマンスキル」です。
新卒として入社すると40年以上、一緒の会社で働きます。
家族以上の「絆」も生まれてきます。
この「自由討論」では、「ヒューマンスキル」を発揮しましょう。

 

②「是か非か」タイプ<<お題例>>
インターネットビジネスに参入するとしたら、
・高級路線が良いか
・低価格路線が良いか?

====その他======

・日本人選手の海外流出に関しての是非

・二酸化炭素削減にコンビニの深夜営業を規制するか否か

・経済政策に関して、円高はありか、なしか

=============

<例>高級路線のメリット・デメリット
低価格路線のメリット・デメリットをメンバーから集めます。

意見を集めるのは簡単ですが「優位性の確認」は難しいです。
ここに圧倒的な根拠があると結論は出しやすくなります。

 


少し、コンセプチュアルスキル=論理的な思考が問われます。
なぜ、Yesなのか
なぜ、Noなのか
の根拠が必要です。

グループディスカッション3つのお題タイプ
上記のような メリット・デメリット表を作成すると
ディスカッションは楽に進められます。

ブレインストーミングで意見を集め、KJ法にて内容をまとめていく。

その後、メリット・デメリットの優位性をチームで確認し、結論を出します。
この優位性を確認するところに、「論理性」が求められます。

<<例>>

インターネットビジネスに参入するとしたら、
・高級路線が良いか
・低価格路線が良いか?

グループディスカッション3つのお題タイプ
インターネットが広まるに従い、ブームの形も変わりました。
以前は、クチコミでじわじわと広がり、売上が伸び、飽きられると売上が下がりました。

今は、違います。
テレビやブログで「良い商品です」と権威のある人が言うと次の日には、店舗から商品が売り切れて無くなります。

あるお笑い芸人がなにかのきっかけで売れても、翌年にはテレビから消えていなくなることが多いです。

この消費者の心理を考えると・・・・どっちが利益を出せるのか?

結論に行き着いた、「根拠」のディスカッションに「論理性」が求められます。

何を見極めるのか?
それは、「ヒューマンスキル」と「コンセプチュアルスキル=論理性」
特に「論理性」を見極めるには、このお題が最適です。

また、「論理的な説得力」も見極められます。
自分が賛成の意見であれば、反対派のメンバーを論理的に賛成に説得します。

一度経験してみると、その難しさが理解できると思います。

 

 

 

③「結論を出す」タイプ

<<お題例>>
・日本のノーベル賞受賞者の数を上げるには
・少年犯罪を半減する方法を考えよ
・シャンプーの市場規模を算出し、
 売上を2倍にする方法を考えよ
・iphoneに新しく加える画期的な機能を考えよ
・売れる缶ジュースの企画を考えよ
・百貨店の横にある保有地にどんな建物を作るか
・駅をより快適にするためには求められる新しいサービスは

ここでは、問題点を探ることから始めなくてはいけません
<<お題例>>
・なぜ、シャンプーは売れないのか
・なぜノーベル賞をとれないのか
・なぜ少年犯罪は起こるのか
・持ち歩くと便利なものはないか
・なぜジュースは売れないのか
・百貨店の横の保有地どう使うと集客が上がるのか
・市民が求めている駅のあり方とはなにか

これらのことを意見・事実として出し合い、
まとまった事実から解決策の仮説を立てていきます。

・その仮説の実現可能性を考え、
・優位性を考え、
・期限内に実現できるのかを考え、
仮説としての結論をだしていきます。

ここから「本質的な問題点発見能力」「問題解決能力」を見極めることができます。

基本的なロジカルシンキング

グループディスカッション3つのお題タイプ

ロジックツリー

グループディスカッション3つのお題タイプ

上記のようなロジカルシンキングの考え方を学んでおくことが必要ですね。

 

何を見極めるのか?
問題発見能力
・フレームワーク力
・論理的思考力
問題解決能力
・論理的思考力
・問題解決につながる知識
・戦略/戦術思考
・フレームワーク力
・抽象化力

等々、社会の中で問題解決していくのに必要な能力を見極められます。

 

 

公務員採用選考では、行政の抱えている課題解決の施策・方策」を求めるお題が多いので一般常識の知識も必要となります。

 

実際にグループディスカッションを体験すると、何をすれば良いのか・・明確になりますよ。

 

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