「協調性」って、人により深い意味が異なりますね!
よく、自己PRにおいて「協調性」をアピールされる方が多くいますが、人によって「協調性」のニュアンスが違うのでは・・
面接を行うときに、いつも思ってしまいます。
辞書で「協調性」を調べると
協調性(きょうちょうせい)とは異なった環境や立場に存する複数の者が互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かって任務を遂行する素質。
ウイキペディア
ここには、「同じ目標に向かって任務を遂行する素質」・・と記載されています。
私もその通りだと思います。
しかし、就活生の使っているニュアンスの多くは、
・仲良くなれる
・多くの人とうまくやっていける
・輪を乱さない・・・等々
の印象が多いようです。
個々の人が「協調性」という言葉をどのような状況で使用してきたのか・・・によってニュアンスが違っているように感じます。
ビジネスにおいての「協調性」とは、組織が一つの目標に向かっている際
・個人を優先させるのでなく、組織を優先させる行動
・そのために輪を乱さない
・また、組織全体がうまくいくために
チームワーク力が発揮されている状態などの意味合いが強いです。
この「ニュアンスの違い」を面接官と一致させるには、枕詞をつけることが効果的だと思います。
例えば
「チーム成功のために組織をまとめる協調性」がある
このようにまとめると
・具体的であり
・抽象的な協調性→具体的な協調性
・協調性のニュアンスが一致
効果的に面接官に伝えたいことをアピールできますね。
言い方を工夫してくださいね。