特技から面接官が見極めていること
多くの就活生から
「先生、なぜ特技を面接官は聞くのですか?」
という質問を受けます。
特技から見極めることが複数あります。
最初に「特技」の定義
特技を辞書で引くと、「特別な技能」と出ます。
次に「技能」を辞書で引くと
「あることを行うための技術的な能力」と出ます。
次に「技術的」を辞書で引くと、
「技術に関係するさま」
次に「技術」を辞書で引くと、
「 物事を取り扱ったり処理したりする際の方法や手段。また、それを行うわざ。」
以上を加味するとやはり「優れた技」ですね。
しかし、
多くの就活生が書いていることは・・・
特技:サッカー
サッカーのどのような技が優れているのか・・書かれていませんね。
つまり、説明力が弱い印象を受けます。
逆に「技として」
「ボールを落とさないリフティングを7時間できる」
これって!技ですよね。
→この方は、内定を獲得しています。
「キャベツの千切りができる」
「スキーを後ろ向きに滑り、初心者に教えることができる」
「どんな名店のラーメン屋でも、1か月で味を再現できる」
この方々も皆、内定を取っています。
面接官はこの特技に対し、
「なぜ、それをやろうと思ったのか」
「最初にどんな目標を立てたのか」
「どうすればできると思ったのか」
「一番の壁はどこか」
「その壁をどう乗り越えたのか」
等の質問を繰り返します。
・大目標を達成するために小目標をどのくらいの頻度で立てたのか?
・PDCAサイクルをどう回したのか?
突っ込もうと思えば、優秀な人材が持つ「PDCAサイクルというコンピテンシー」を確認できます。
特技に
こちらが期待することを書いてくれるのか?
ここから
「面接官の求める事を的を得て回答している」
「技として分かりやすい」⇒説明力が高い
等々の判断ができます。
特技は、基本的に
いやいやながらやり続けることで
出来るようになったことではありません。
↓ ↓ ↓
主体的に取り組むことが多いので、
主体性もアピールできます。
また、
粘り強く訓練や練習を行わないと・・
出来ないことが多いので、
「粘り強さ」もアピールできます。
この特技を達成するためには、
①高い目標を持つ
②高い目標に対し、現状のギャップを明確にし
小さな目標を立てながら大目標に向かって行動できる
等々
優秀な人材が持つ資質が多く含まれます。
多くの優秀な人材を接して分かったのは、
・多くの役員
・多くの優秀な人材
等々、優秀な人の多くは「特技」を持っています。
この「特技」を持っていることが
優秀か?そうでないか?を見極めるコンピテンシーになります。
抽象的な特技はダメです。
例えば、
特技:オーボエ
これを読んでも・・・何が特別な技なのか????
分かりませんね。
↓ ↓ ↓
ここから、独りよがりで説明力が弱い・・
という印象を受けます。
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