警察官に必要な能力とは?
個人的な見解を話していきます。
最初に、能力とは?
何なのか?
能力の定義
物事を成し遂げることのできる力。
生まれ持っている力ではなく、訓練・鍛錬によって伸ばすことができる力です。
似たようなものに、資質があります。
資質とは、生まれ持っている力です。
その生まれ持っている力には、「正義感」があります。
正義感とは
正義を尊ぶ感情。不正なことを見て義憤を感じる気持ち。
ここでは、資質ではなく能力について
個人的な見解を伝えます。
警察官の仕事は、抑止と検挙ですね。
その両方に必要なのは、「論理性」です。
①論理性
犯罪や事故の発生しない街作りには
「論理性」が必要なのです。
これまで、
・どの地域に事件事故が多いのか
・どの時間帯に事件事故が多いのか
・どんな人が事件事故を起こすのか
・どんな事件事故が多いのか
・どのくらいの件数、事件事故があったのか
・・・
事実から「抑止」に繋げることができます。
私の知っている交番勤務の21歳の警察官は、
過去の事実を徹底的に洗い出し、
自分の交番エリアで
どうすれば事件事故が起きないのか
論理的な対策を行うことで
その件数を撲滅しました。
この話
セミナーでよく話しています。
論理性をどのように発揮すれば
抑止に繋げられるのか
「検挙」にも論理性は活かせます。
ある警察官の方から聞いた話です。
「犯人を検挙するには、犯人の人物像をプロファイリングし、次に行う行動を予測し、その次の犯罪発生前に待ち伏せをして検挙につなげる・・・」と
交番勤務時にも多くの検挙に繋げたそうです。
スポーツや武道で入賞歴のある方々は、論理性も持ち合わせています。
しかし、自然に行っているので、その論理性を言葉を用いて説明するのが不得意です。
この論理性は持ち合わせているが、説明するのが不得意な方々に向けて指導するのが得意です。
その結果、多くの方が警察官として働いています。
内定者からの報告をみてくださいね。