グループディスカッションを採用で行う理由
グループディスカッションで見極めること
・主体性・積極性
・リーダーシップ
・まとめる力
・論理性
・プレゼンテーション能力
・性格・相性
・時間管理
など、個別面接で見極められないことの多くをみています。
具体的に説明しますと
①主体性・積極性
・真っ先に挙手し、発言しているか
・役割を真っ先に引き受けているか
・積極的に発言しているか
発言回数を数えたり、順番をみれば、簡単にわかりますね。
②リーダーシップ・まとめる力
・司会者を担当
・まとめる役割を担当
期待している結論に導く中で、リーダーシップを発揮しているか
③論理性
・結論と根拠を簡潔に述べているか
・周りの意見をフレームにまとめているか
・的外れな意見を言っていないか
多角的な視点(フレーム)にて結論と根拠を明確に述べているか
④プレゼンテーション能力
・メンバーを見て発表しているか
・わかりやすく伝えているか
・結論と根拠を簡潔に述べているか
発言の内容とアイコンタクトから判断できます。
⑤性格・相性
・自己中心的でないか
・攻撃性がないか
・空気が読めるか
雰囲気から「この人と一緒に働きたいか」を判断できます。
⑥時間管理
・残り時間が無いのに長く発言している
・簡潔に述べられない
・全体の時間管理ができていない
簡潔に述べられていないのが大きな要因です。
個人面接では、1対1コミュニケーションは確認できます。
しかし、チームで物事に取り組むチームワークは確認できません。
・自分と関係各部のメンバー
・自分と複数のお客様
・多くのステークホルダー
これらの個人面接では見極め難いことを確認するのに、グループディスカッションは最適ですね。
グループディスカッションの心得として
①待合室に入った瞬間から、「選考」が始まっていると理解する。
・他のメンバーとコミュニケーションをとる
・他のメンバーのコミュニケーションスキルを見抜く
・参加メンバーのレベルから大枠の戦略と立てる
などです。
②時計、筆記具など準備物
時計を持っていないと、「1分以内に発表してください」という条件に、・・・
また、4色ボールペンがあれば、メモ記入時、色わけもできるし、消せもします。
持っているか、持っていないかでは、周りの意見のまとめ方に差が出てきますね。
③相手に勝つではなく、協働できるか?
相手の意見を否定するのではなく、相手の意見を尊重しながら自分の意見を述べる。
心得として気に留めておいてくださいね。