集団討論って何?

集団討論

就活において、集団討論がある場合と集団討論がない場合がありますね。

 

その理由は、集団討論で「採用側が確認したいこと」を確認する必要があるからです。

 

集団討論で確認することは何?

それは、個人面接で確認できないことです。
・積極性
個人面接においては、質問→回答の繰り返し。
他の人より積極的に発言しているかどうか??は、分かりにくですね。
しかし、集団討論では、発言回数や発言のタイミングから「積極性」を見極めることができます。
この「積極性」をアピールするには、他のメンバー以上に発言回数を増やしていきましょう。

・リーダーシップ
集団の中で「リーダーシップ」があるかどうか?は、リーダー的な役割を担うかどうかで判断できます。
最も「リーダーシップ」が発揮できるのは、司会者ですね。
ただし、司会者を担ったからといって・・・的を得たグループ結論に導いていないと・・マイナスの要因も与えてしまいます。
この司会者は、経験値があるほどうまく立ち回れます。
さまざまな機会に、司会者の経験を増やしてください。

・プレゼンテーションスキル
社会の中で、周りを巻き込んで動かしていくためには、「プレゼンテーションスキル」は必要なスキルの一つです。
 意見の要点がわからない。
 話が長い。
 説得力が弱い。
このような「コミュニケーションスキル」の場合、周りを巻き込むのは弱くなります。
・自分の意見を簡潔に説得力をもって発言できる。
・グループとしての結論を簡潔に説得力をもって発表できる。
アマゾン等でも、簡潔に伝えるスキル本が多く販売されています。
自分なりの言い方を確立できると良いですね。

・コミュニケーションスキル
集団討論メンバーの視界から面接官が見えなくなると・・・
メンバー本人の「素のコミュニケーションスキル」が出ます。
・メンバーの発言に怒ったような表情で聞いていませんか?
・メンバーの発言時、発言者の顔を見ていますか?
・・・・・
これらの「巣の態度・表情・しぐさ」から、コミュニケーションスキルの発揮状況を確認しています。
自分の態度・表情・仕草は、自分では確認できないことが多いですね。
この態度・表情・仕草について、友達などから意見をもらい、改善していくことも必要ですね。

・意見をまとめる力
集団討論では、個々メンバーから多くの意見を集めます。
その多くの意見をグループとしての結論としてまとめるのが集団討論です。
この「意見をまとめる」際に「意見をまとめる力」を確認できます。
ここでは、
・論理的思考力
・抽象化力
・多角的な視点
等、社会の中で求められる能力が発揮されている場合、評価の加点が増えます。

1回も集団討論を行ったことがない・・・
心配ですね。
時間的に余裕があるのであれば、様々な機会:グループディスカッション:集団討論に参加しましょう。

元採用担当者で元8大学の非常勤講師が説明

  |