採用担当者が求める人材とは?
元上場企業採用担当者として数多くの「もったいない学生」と接してきました。
千人以上の面接経験から「内定を獲得する学生」と「そうでない学生」の間には、わずかな差しかないことがわかりました。
それは、「採用担当者視点を持っているか」です。
自分の言いたいことをアピールするのが選考プロセスではなく、採用担当者の知りたいことに答えていくのが選考プロセスです。
この「わずかな差」を現在、大学でキャリア講師として講義すると共に、模擬面接を通して多くの学生に教えています。
採用担当者は、「活躍する人材」を求めています。
この「活躍する人材」が持っていなければいけないことは3つあります。
それは、
「ストレスに勝つ仕事への情熱」
「一緒に働きたいと思う相性」
「問題を解決する能力」です。
「仕事に対する情熱」
この情熱が不足すると、仕事上のストレスに立ち向かえなく「やりたい仕事ではなかった」と3年以内に早期退職してしまいます。
採用費用、育成費用など大きな損失を企業に与えてしまいます。
採用担当者が見極めたい一番のことです。採用担当者は、「志望動機」から見極めます。
「一緒に働きたい相性」
どんなに優秀な人材でも、自分勝手・・・部署内で浮いてしまうと・・・最大限の成果を残すことはできません。
企業にはカラーがあり、「今働いている自分達と似ている人」に対し好印象を持ちます。
そして、一緒に働きたいと思います。採用担当者は、面接を通しての「人物像」から見極めます。
「活躍する能力」
この「活躍する能力」は大きく、3つに分類できます。
①頭の良さ、回転の速さ
②コミュニケーション能力(人間力)
③論理的思考力(問題発見・解決力)です。
採用担当者は、初期選考のSPI、ESの論理的文章力、面接の論理的回答力から見極めます。
上記3つの「持っているべきこと」を採用担当者にどうやって伝えていくのか。
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