人に強いって何?
企業で働いていたとき「人に強い」という言葉が、コミュニケーション上で多く使われていました。
使う人によって全く違う意味を持っているのに気がつきました。
新入社員の言う「人に強い」は、
・仲間が多い
・コミュニケーション力がある
・チームワークが良い
などが多かったです。
管理職の言う「人に強い」は、
・相手を説得して何か行動を起こさせる事ができる
・影響力があり、相手に行動を起こさせる事ができる
などが多かったです。
言葉の定義をしっかりと持つことが必要ですね。
そのために、オープンESの添削時に「辞書」を用いて言葉の意味を調べることが多いです。
私も時々、言葉の意味を勘違いして使っていることがあるからです。
就活生の思っている「ヒューマンスキル」と企業の求めている「ヒューマンスキル」は一致しているのだろうか?
企業が求める「能力」について、しっかりとした「すり合わせ、理解」をしていないと、「志望動機」や「コンピテンシーの証明」時、企業の求める能力をアピール、証明できなくなってしまうね。
辞書で調べてほしいESに使う言葉
・協調性
・動機
・興味
などなど
私の見解ですが
「人に強い」とは、周りを動かすことができる力を意味します。
社会の中では、自分の意見を周りに納得させる必要があります。
また、納得させた上で動かしていく必要があります。
「周りを巻き込んだ」経験を持っていると大きな武器になりますね。
本人は気がついていないことも多いですが、巻き込んで成し遂げた経験は、過去の棚卸しから抽出できます。
しっかりと自己分析・経験の棚卸しを行なってください。