大学講義で面接対策を行う
面接の企業視点
企業が確認したいこと
・活躍するかどうか
・問題を起こさないか
・辞めないか
これをまとめると
・活躍する能力、資質を確認
・人物を確認
・辞めない情熱を確認
上記等を複数の採用プロセスにて確認します。
一般的な面接プロセス
一次面接
2021年以降、初期選考にて「志望動機」を聞かれない方が増えてきました。
その理由は、「能力重視」になってきたからだと思います。
・「自己PR」
・「学生生活で頑張ったこと」
ある学生からの報告
「学生時代に頑張ったことを1文で10こ、あげてください」
その中の七番目エピソードに深堀りされた・・・・
全く準備をしていなかったので、うまく答えられなかった。
作られた「エピソード」でなく、「求める能力」が入っているエピソードが必要になってきましたね。
上場企業では、この初期選考において
①人事社員がグループ面接を行う
②現場課長クラス管理職が個人面接を行う
③グループディスカッションにて能力を見極める
などが多いです。
採用担当者面接
・コンピテンシー面接
・構造化面接
・5Why面接
ここでは、コンピテンシー面接を中心に「能力」を確認されます。
この「コンピテンシー面接」「構造化面接」「5Why面接」にはスキルが必要なため、専門知識を持っている人事部員が面接官になることが多いです。
最終面接
役員の方が、現場の「目利き」を用い採用を決定する。
・情熱の確認
・現場の「目利き」
優秀な人材が持つ行動規範と比較し、確認する。
・趣味のことしか聞かれなかった。
・ほとんど雑談だった。
など、面接らしくないことも多いです。
面接の種類
集団面接
2~8名応募者を一括して選考する。
・主に、応募者の人柄や性格を確認する。
・挙手制から積極性を確認
・笑顔を比較できる
通過率は20〜40%ほどが多い。
グループディスカッション
8~10名 お題に対し、グループの結論を出させる。
・コミュニケーション能力を確認する。
・論理的思考力を確認する。
・リーダーシップを確認する。
・ファシリテーションスキルを確認する。
・積極性を確認する。
・相性を確認する。
など、多くのことを確認できます。
個人面接
質問に対しての回答から、本人の「情熱」「相性」「能力」を確認する。
・コンピテンシー面接手法
・構造化面接手法
・逆面接手法
面接当日の注意点
・会社到着時
・控室
・入室
・退室
・帰宅
面接の流れ
①受付にて
②控室にて
③面接会場にて
面接のマナー
①言葉使い
②立ち振る舞い
正しい姿勢
正しいお辞儀
控え室でのマナー
面接室でのマナー
退出時のマナー
上記を具体的に講義しました。