面接質問においてなぜ「深堀り質問」をするのか?

面接質問においてなぜ「深堀り質問」をするのか?

それは、「思考プロセス」を知りたいからです。

質問に対する「結論」だけでは、「なぜその結論に行き着いたのか?思考プロセス」が分かりません。

多くの面接官は、「志望動機」を聞く場合、「自分ならこのように答える」というような「期待する回答」を事前に考えます。
その際、自分が考えた「期待する回答」と同じ回答の場合、納得感を持ちます。

 

しかし、自分の予想した回答と異なる場合、「なぜ?その回答に行き着いたのか?」疑問を持ちます。

<警察官の志望動機>
・地元貢献なら、市役所ではないのか?
・助けたいなら消防官でないのか?
・なぜ、警視庁を受けたのか?
・役に立ちたいのなら、行政でないのか? 
・刑事になれなかったらどうするのか?
・憧れだけで、大変な仕事ができるのか? 
・・・・・

<履歴書から>
なぜ、今の学部を選んだのですか?
 ⇒やりたかった勉強とギャップはありましたか?
  ⇒勉学で成長した部分な何ですか?
  ⇒その成長した部分は、ウチでどのように活かせますか?
   ⇒なぜ、活かせると思うのですか?

 

主に、「論理的回答」を確認していますね。

面接官は、本当の「考え」を知るために、5Whyという質問技法を使います。

ウチの県警が力を入れていることを知っていますか?
 ⇒力を入れているのを何で知りましたか?
  ⇒どんな取り組みを行なっているか知っていますか?
  ⇒更にうまくいくために何をすれば良いと思いますか?
   ⇒その解決策のリスクは何だと思いますか?
     ⇒そのリスク回避のために何をするべきだと思いますか?
     ⇒・・・・

ある県警での過去の質問です。
2番目にやりたい仕事は何ですか?
 ⇒その部署で取り組んでいることを知っていますか?
  ⇒その取り組み上の課題は何だと思いますか?
   ⇒その課題をどのように解決できると思いますか?

 

警察官に必要な能力の一つの「論理的思考力」を確認されています。

警察官を受験する方は、志望部署の取り組みについて調べておいてください。
回答の幅・質が広がると思います。

元採用担当者で元8大学非常勤講師が説明

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