模擬面接の際、「志望動機」「自己PR」等に一貫性が無く違和感のある「志望動機」受講者に一貫性が薄い方が多いのに気がつきました。
面接で一番大切なことは、以下の納得性です。
・何をやりたいのか?
⇒なぜやりたいのか?
・何ができるのか?
⇒どこで「できることを証明」できるのか?
・組織内で何をしたいのか?
⇒組織から求められることを理解しているか?
・なぜ、ウチなのか?
⇒第一志望なのか?
・なぜ、あなたを採用しなければいけないのか?
⇒活躍すると説得できるか?
・中途の場合:なぜ今の仕事を退職してまで当社で働きたいのか?
⇒何かから逃げていないか?
どこかで、「うそ」を言っている可能性がある。
⇒信用できない。
本来の「素の自分」をアピールしていないので、「違和感」を感じます。
模擬面接で、この違和感を指摘してきました。
受講者からの反応は、「実は、・・・・」本当のことを言い始めます。
その「素の自分」を隠そうとするので、どこかに整合性の穴が開きます。
面接官は、この「違和感」を逃しません。
・自分を良く見せようとしているとき
・本当の「強み」をアピールしていなく、
テクニック本に振り回されているとき
・自己分析が十分にできていないとき
・やりたいことがふらついているとき
・企業研究が足りないとき
面接官は、「素の応募者」を知るために、形を変えて質問をします。
本当の自分の言葉なら、振れない回答ができます。
性格検査から読み取る「強み」とエントリーシートからアピールしている「強み」が一致してるか?
性格検査から多くの性格を読み取ることができます。
・社交性があるか
・考えながら行動できるか
・フットワークが良いか
・粘り強く行動を行えるか
・軽率な行動を起こさないか
・大きな目標を持って行動しているか
・行動が速いか
・ストレス耐性を持っているか
・マイペースになりすぎないか
・落ち着いているか
採用担当者はこの結果表を見ながら応募者の「強み」をイメージします。
このイメージされた強みがエントリーシート上の自己PR、長所・短所でアピールされていると一貫性を感じます。
性格検査においてい「粘り強さがない」と結果が出ているのに
エントリーシートにおいて「粘り強さがあります」と書いてあると
違和感を持ちます。
ここに一貫性はありません。
応募者は、何かやりたいことを実現するために就職活動を行っています。
この「やりたいこと」の一貫性を探るには「他に応募している企業」を聞くと明確になります。
面接官
「他に応募している企業はどこですか」
「なぜ、その企業に応募しているのですか?」
「共通するところは何ですか?」
「当社も含めてどんなことが実現できると思いましたか?」
「第一志望の根拠は何ですか?」
「この仕事を選ぶときのこだわり」を聞くことで一貫性を確認できます。
組織が求める人材を理解していれば、「私は活躍するのに必要な能力を持っています」とアピールできます。
この「求める能力」の部分が組織によって若干違います。
この部分を的確に突いてアピールしているかどうか?
使い回しの「志望動機」や「自己PR」に採用担当者は違和感を持ちます。
「それって、ウチじゃなくてもいいよね・・・・」
「だったら、他の会社で働いてね!」と思っています。
何十社もエントリーシートを書いて提出するので、使い回しにする応募者も多数います。
ここを採用担当者は見逃しません。
採用担当者が考えている「求める人物像」にドンピシャのアピールをする応募者を求めています。
この「求める人物像」に共感してもらうために、採用ホームページには「応募者が共感する人物像」のキーワードが載っています。
ここを的確に突いた「エントリーシート」である必要があります。
元採用担当者が1日かけて面接回答を
面接官が納得する内容に添削します。