グループディスカッションから採用担当者が見極めようとしていること
グループディスカッションとは?
・採用選考の初期段階で行われることが多い
・通過率は20〜40%と低い場合が多い
8名のディスカッションの場合20%=2名
40%=3名くらい通過と計算されます。
グループディスカッションにて、1番〜3番までくらいに位置するのが必要ですね。
・グループにお題と呼ばれる「結論を導く課題」を与え、与えられた時間内にグループの結論を出させるものです。
グループディスカッションの目的
・個人面接では見極められない「1対多のコミュニケーションスキル」を見極めたい
・限られた時間の中で、簡潔な説明ができるかどうかを見極めたい
・的を得た回答ができるか?論理性を見極めたい
・空気が読めない人でないかを確認したい
・リーダーシップを持っているか確認したい
・ファシリテーションスキルを持っているか確認したい
・プレゼンテーション能力が高いか確認したい
能力や資質などを確認するのが目的です。
確認したい能力って何?
それをロバート・カッツモデルから説明します。
ロウワーと呼ばれる新入社員から→管理職→経営者に進む中で、求められる能力の比率が変わってきます。
①テクニカルスキルって何?
知識やスキルなどです。
・営業には商品知識が必要です。
・薬剤師には、薬剤の知識が必要です。
このテクニカルスキルがないと、様々な仕事で活躍するのは難しいです。
グループディスカッションのお題に関する知識がないと・・・
的を得た意見を発言できませんね。
グループディスカッションの論理的な意見から、この知識有無を確認できると思います。
②ヒューマンスキルって何?
ある自動車販売店をイメージしてください。
同じ自動車を販売しているのに、また同じパンフレットや販売環境があるのに、営業マンによって月の販売台数は異なりますね。
その理由は、このヒューマンスキルが異なるからです。
・コミュニケーションスキルが高ければ、初対面お客様と良い人間関係が構築できます。
・プレゼンテーション能力が高ければ、「なぜ、この自動車を買うべきか!」を説明できます。
・わかりやすい説明力が高ければ、様々な多様性ある方に車の良さを納得していただけます。
・交渉力が高ければ、他社と比較しているお客様から購入→売上に結び付けられます。
このヒューマンスキルは、グループディスカッションから簡単に見極めることができます。
③コンセプチュアルスキルって何?
このスキルは、周りで起きていることの状況判断を行い、問題の本質や解決策を考え出す能力です。
経営層に近づくほど、このコンセプチュアルスキルが求められます。
新卒に求める一つの要素に。「将来の経営管理職」がありますので、効果的に欲しい人材をグループディスカッションにて見極められます。
この3つのスキル
・テクニカルスキル
・ヒューマンスキル
・コンセプチュアルスキル
どうやってグループディスカッションで出すの?
このスキルの出し方を具体的に採用担当者の視点から説明し、実際に7回のディスカッション練習を行います。
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