エントリーシート・職務経歴書の地雷をなくす
エントリーシートの添削をしていると「地雷」呼ばれる 「突っ込みどころ」が満載のものが多くあります。
なぜ、「地雷」なのか?・・・というと
書かれている文章から
・言いたいことは何なのか?
・その言いたいことの根拠は何なのか?
・事実を根拠にしているのか?
・なぜ、そう思ったのか?
など、言いたいことの理由が明確にされていないからです。
そして、その「理由・根拠」が知りたくなり、質問を重ねます。
エントリーシートを書く場合は、上記が論理的に説明されているか 確認する必要があります。
完璧に「地雷」のない内容がいいのか・・・というとそうではありません。
ひとつ、もしくは二つのみ、この地雷を設けておきます。
そうすると、誘導するように面接官は、その地雷に対して質問します。
この地雷は、前もって仕掛けてあるので、十分な回答を用意しています。
この回答は、能力を十分に証明できる内容が用意されています。
この仕掛けられた「地雷」を「フック」と呼びます。
鉄板の質問
・志望動機
・自己PR
・やりきったこと
・長所・短所 の中に「フック」を仕込んでおくと何がいいのか?
・質問を誘導できるので、事前に準備した回答から能力をアピールできる。
・面接官の質問のテクニックにより、素の能力を確認させるのではなく、 「フック」という誘導テクニックを応募者が用いて、能力証明を優位に進めていく。
そのためには、エントリーシートの完成度を100%まで高めた上で 「質問」させるような「フック」を仕込む。
<<例>>
・多くの学生は、「コミュニケーション力」をアピールします。
「フック」にはなりません。
「コミュニケーション力」の中の「仲介力」をアピールしたら・・・どうでしょう。
私のアピールポイントは「仲介力」です。
多くの面接官は、この言葉をはじめて目にします。
漢字の持つ意味から・・・なんとなく想像できます。
でも聞いてみたいと思います。
そして、具体的に「仲介力」がどんなことなのか確認の質問を行います。
ここからが、事前に準備した「アピール」のステージになります。
どうでしょうか!
地雷を無くすには、誰かに・・・・できれば「元採用担当者」にチェックしてもらうと 添削により無くすことができます。
客観的な確認が必要です。
エントリーシート作成は、最終的な面接対策です。
ここまで考えて、エントリーシート作成してくださいね。
エントリーシートの内容をアピールできる形に添削します。
元大学講師、元代用担当者が添削します。