人前で話すのは難しい
その原因は
①人前に出ると頭が真っ白になる
②何を話せばよいのか分からない
③聴いている人の視線が気になる
・・・・・
いろいろありますね。
人前で話すことは
プレゼンテーションです。
このプレゼンテーションは練習すれば、
練習しただけうまくなります。
なぜなら、スキルだからです。
多くの人は
人前で話すことを苦手と思っていますが
練習しなければ誰でも苦手です。
いきなりボーリング場に連れて行かれても
今すぐやれ!と言われても
練習したことの無い人には無理です。
絶対に無理です。
プレゼンテーションはスポーツに似ています。
バットを握って投げてくる球に向かって振ることはできても
うまく球に当てるには練習しないと当てられません。
プレゼンテーションも
練習をしないと
「さーやって!」と言われても
・・・・できません。
面接はプレゼンテーションです。
面接回答は思いつきや、勢いでするよりも
事前に考えている回答を披露するものだと覚えてください。
面接回答レベルの高い人は
多くの面接質問の回答を事前に考えています。
事前に考えた回答を
・どんな声のトーンで
・どんなスピードで
・どんな表情で
話すと良いのか・・・・・考えて
練習をしています。
面接の極意は「練習」です。
運動能力の高い人は
投げてくるボールにバットをすぐに当てられるでしょう。
運動能力の低い人は
練習を重ねることでボールにバットを当てられます。
面接は
自分自身を売る「営業」だと思ってください。
車を売りにきた営業マンが二人います。
一人目は
「今度の新型モデルはすごいですよ。
ハイブリッドを超える燃費、安定した走行性、静粛性
中型者としてはダントツの出来上がりです」
二人目は
「こんどのイーサはすごいですよ。
・リッター33キロの燃費
・高速でもふらつかない安定性
・深夜の帰宅にも迷惑にならない静かなエンジン
1300ccとは思えない仕上がりです。
どちらから買う気になりますか?
ポイント一つ目は
「相手にイメージできるように話す」ことです。
このイメージを起こさせるには
「大枠」ではなく、
絞り込む必要があります。
<例>
私の強みは「粘り強さ」があることです。
・・・・・
「粘り強さ」、大きすぎて
何をアピールしているのか?
あいまいですね。
ひょっとしたら
多くの人が1ヶ月で達成できることを
3ヶ月かけて「粘り強く」やるのかも知れません。
結果がでなくても
「粘り強く」やるのかも知れません。
「迅速に結果が出るまで粘り強く行う」のは私の強みです。
・・・・なるほど
「結果が出るまでやるんだな」
「粘り強くやるけど、迅速に結果を出すんだな」
具体的なイメージを相手に提供することができます。
面接の回答では
相手に
「どのようにイメージさせるか」を考え
具体的に述べるように心がけてください。