3年以内に転職しようと考えている新入社員の方へ
会社に入社をして、2年くらい経つと
「働く」ということも理解でき、このままこの会社で仕事をすると
どのくらいのポジションまで行けそうか・・・・
やりがいを持って働けそうか・・・・
「このまま、この会社で働くとどうなるか?やりたい事ができるのか?給与は増えるのか?」
大学の友達に転職者がいると、 自分も転職したほうが良いのでは??
と思ってしまいます。
実は、私も新卒1年半で最初の会社を辞めました。
理由は、給与です。
10年後、20年後、30年後の自分の姿を想像したときに、
私の思っていた「家庭像」を描く事は出来ませんでした。
転職活動時に優先したのは、「給与の高い仕事」でした。
当時は、バブルの前で、景気もよく再就職先は山ほどありました。
当時と今では、状況が全く違います。
今は、100社に履歴書を送っても、面接までたどり着くのは数社であり、
内定を獲得できるかどうかも分かりません。
採用担当者は、入社3年以内に転職する人材をどう思うのか?
・仕事の価値観が合わなかった
・今の仕事から逃げようとしている
・何か問題があり、辞めざるをえなかった
退職理由を明確に持っているかどうか・・・・
ここがポイントです。
面接官を納得させることができる「理由」を考えてください。
私の場合、「給与」でした。
今の奥さんと結婚しようと将来設計を立てたときに
共働きしか立てられませんでした。
都内で2LDKの家賃を払うのに、私の給与の6割が飛んでいく計算になりました。
転職時の面接では、前職給与と将来設計の話をした記憶があります。
転職支援を行っていて、
面接対策として、この「退職理由」と「志望動機」について添削を行っています。
中途半端な説明では、面接官は納得してくれません。
なぜ、今の仕事を辞めたのか?
辞めた後に、転職活動をしている場合、辞めた理由が必要です。
採用担当者が共感しない退職理由は、
・「やりたい仕事でない」
なぜなら、やりたいことをやらせるのが企業ではなく、
本人の能力を活かし、利益が出せる仕事に就かすのが企業。
「やりたい仕事理由」で転職する人は、転職しても「やりたい仕事」・・・・でなければ
また、辞めてしまうと採用担当者は考えるからです。
・上司と合わなかった。
本人に問題がある場合もあります。
コミュニケーション力が弱い・・・とも採用担当者は考えてしまいます。