エントリーシートアピールするポイントのずれ

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元採用担当者で元8大学非常勤講師が説明

エントリーシートアピールするポイントのずれ

 

エントリーシートアピールするポイントのずれ

<たとえ話です>
ここにカタログがあります。

カタログのゴールは、カタログを読んだ人に商品に興味を持っていただき、最終的に購入していただくことですね。

 

エントリーシートも同じですね。

 

例えば、車のカタログをイメージしてください。
車を選ぶ時のポイントって???

私だったら
・金額
・運転のしやすさ
・安全装置に何がついているのか
・何人乗れるか
等々ですね。

 

採用も同じです。
・行動力のある人
・問題発見の上手い人
・問題解決を様々な視点から提案できる人
・周りと一緒にうまくやっていける人
等々ですね。

 

もう一度、車の話に戻ります。
その車のカタログには、こう書いてあったら???
どう思いますか?

 

「今回発売する〇〇〇〇のエンジンは、排ガスが以前より10%きれいになりました」

 

確かに、環境問題を考えると・・・
大事なことですね。

 

でも・・・
自分の車が10%、排ガスがきれいになっても・・・
燃費のよい車が欲しいのであれば・・・

 

直接、排ガスがきれいになると燃費に影響し、維持費が安くなるとアピールできれば別ですが・・

アピールを間違うと・・・
「購入したい」というアピールになかなかつながらないですね。
(個人的な見解です)

 

具体的な、採用時のメリットを自己PRでアピールしていますか?

 

つまり、自己PRは、「あなたを採用しなければいけない理由」
メリットです。

 

メリットとは???

 

活躍するのを証明すればよいのです。

 

どうやって証明するのか??

 

それは、エピソードから証明するんです。

 

これがコンピテンシー面接です。

 

エピソードの完成度がそのまま、能力の証明に繋がります。

他の受験者のエピソード完成度が低いうちに、準備をして、アピールしましょう。

 

具体的にどのように準備をするのかというと??
理想の社員・職員像をイメージし、「その人物が私である」と証明していくのです。
保育士を志望しているのに、極真空手で身につけた「強靭な精神力」をアピールしても・・・ダメですね。

 

ここ、大事です。
トヨタ自動車で求める人材と本田技研で求める人材は異なります。
コアコンピテンシー(能力)という共通するコンピテンシー(能力)は同じですが、ファンクショナルコンピテンシー(能力)は若干異なります。

 

このコアコンピテンシー(能力)をエピソードに盛り込みながら、ファンクショナルコンピテンシー(能力)をうまくアピールすると、内定に近づいていきます。

・営業で求められる能力
・経理で求められる能力
・人事で求められる能力
・商品開発で求められる能力
・・・・
コアコンピテンシー(能力)は同じですが、ファンクショナルコンピテンシー(能力)が若干、異なります。
ここを、自己PRに盛り込みませんか!
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