「自己PR、やりきったこと」の書き方

元採用担当者で元8大学非常勤講師が説明

「自己PR、やりきったこと」の書き方

 

活躍するには、「強み」が必要です。
  その「強み」は、再現性があるので 多くの成功事例に寄与しています。
  つまり 「強み」とは、多くの成功体験を「たな卸し」することで 抽出でき、 「強み」とは、何かの物事を成し遂げようと思った時には 真っ先に行う「行動規範」になります。

「計画性」が強みの方は ゴール達成の為に計画を立て
・「チームワーク力」が強みの方は メンバー全員の意見を集め、 メンバーで解決策を探ろうとします。  

 

そして、 「やりきったこと」 「がんばったこと」 このエピソードの中には、「結果」が必要です。

  エピソードを選ぶときに 「結果」が出ているモノを選ぶと良いですね。

と、学生におススメしました。   もうひとつ、 目標は 与えられたものではなく 自ら考えて目標を立てたものが良いと提案しました。

 

  具体的な書き方として、 最初の一文が重要な役割であることを伝えました。

・「ダンスコンテスト世界大会出場を目指し、世界7位に入賞した」こと  

・「飲食店アルバイト:競合出店による売上回復企画を提案し、実行、回復させた」こと  

この一文があることで どんな内容のことが書かれているか?

大枠を知ることができるので 次の文章が読みやすくなります。  

 

その後のストーリーは、 感動する映画:「ロードオブザリング」「スターウオーズ」のように 問題を一つひとつ解決し、目標を達成する形を 一緒に作りました。

  また、 本日の受講学生が2年生のため これから「問題点を解決するストーリー」を作ってもらうように 作り方もレクチャーしました。

 

  エピソードを書くときに 「ウソ」を書くことはできません。

  やっていないことを書くと 面接官の面接手法:コンピテンシー面接によって ウソが見破られてしまいます。

 

  最近は、 「再現性」を確認するため 複数のエピソードを持つ必要があります。

  ある上場企業の一次面接最初の質問は 「学生時代に頑張ったことを5つ、5分間で説明してください」

・・・   面接官は考えます。

 

「強み」には再現性があるので、複数もっているハズだ!