警察官に必要な能力とは何か?どこで見極めているのか?

警察官に必要な能力とは何か?どこで見極めているのか?

警察官に必要な能力とは何か?どこで見極めているのか?

警察官に必要な「志」

・強い正義感
・誠実さ、真摯さ、粘り強さ
・住民の命を守りたい強い意志
こんな「生まれ持っている資質」は必要ですね。
 
では、
どんな「能力」を持つ必要があるのでしょう?
個人的な見解ですが述べていきます。

 

①客観性

住民に問題が発生しているときに警察官は駆けつけます。
・住民同士
・加害者⇔被害者
客観的に状況を把握するためには「客観的な見方」を持つ必要がありますね。

 
客観性を持っているかどうか?
短時間では見極められませんね。
性格検査は性格仮説を立てる重要なデータになります。
客観性はYG性格検査からデータとして見極めることができます。

また、面接質問の回答が「事実からの回答なのか」「思い込みからの回答なのか」等から客観性を見極めつことが出来ます。
 

②論理性

住民に問題が発生したときに警察官は駆けつけます。
双方の言い分から論理的に物事の問題を判断する必要があります。
外見や攻撃性⇒風貌が良くないからといって、問題の発生者とは限りません。
一見、弱者と見える人が問題の発生者かもしれません。

 
お互いの言い分を「客観的」に聴き、論理的に「真の問題」を見抜く必要がありますね。
論理的な思考を持っているかどうか?
試験の小論文から大枠、理解できます。
個人的な見解ですが、小論文対策は、集団討論対策にもなります。
ここ、ポイントですよ。

 
そして、面接の回答力を通して、
論理性を見極めます。
結論⇒根拠を簡潔に述べられるかどうか・・・・
ポイントですね。

 

 
③悪に対する精神力

ストレス耐性が強くないと精神力は強くなりません。
・抑うつ耐性ある
・気分に波が無い
・神経質でない
そして自分に自信がないと、正面から悪に向かうことができないと思います。
これらの性格はYG性格検査のデータから見極めることができます。
 

採用においてはこの性格検査の結果を参考にします。
100%信用しているわけではありませんが、理想の警察官像と違う結果が出た場合、そこについて注目します。

面接時における「落ち着きなさ」「不安そうな表情」等からも判断されています。
 

④洞察力

職務質問をイメージしてください。
視界に入った住民の方を見て、「なにか変だぞ!」
この「違和感」から職務質問を行うことが多いのではないでしょうか?
この見つける力は、「観察力・洞察力」になりますね。

 

面接時、面接官の表情を見て、
・的を得ている回答が出来ているのか?
・何を見極めようとしているのか?
汲み取ることができれば、的を得た回答ができるのではないでしょうか!

 

⑤強靭な体力と精神力

体力を確認するのは、体力検査ですね。
それでは、強い精神力を確認するのは???
面接における「態度・表情・しぐさ」です。

 

・落ち着いて回答できるか
・不安そうな表情をしていないか
・目が泳いでいないか
・瞬きが増えていないか
・不自然な動きはないか
等々からメンタル的な精神力が強いかどうかを判断できます。

 

そのためには、
・面接慣れをする→模擬面接
・面接回答添削を受ける→模擬面接
・模擬面接等で仕草等の改善アドバイスを受ける
等々、準備しておくのも必要と思います。

 

⑥住民対応力

私が20歳の頃、警察官の方々はいつも厳しい表情で、近寄りにくい存在でした。
しかし、今は違いますね。
交番勤務警察官はいつも笑顔で対応してくれます。
落とし物を届けた際もすごく笑顔で丁寧な対応でした。
この住民対応力は、面接の「態度・表情・しぐさ」から判断できますね。

 

ニヤニヤするのはNGですが、住民対応をイメージする「笑顔」が面接にて出せると良いですね。

 

 

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