採用を間違ってしまう面接官の落とし穴【第一印象】
全ての面接官が受験者の能力を100%見極められるのか?
決して、そうではありません。
「ハロー効果」
その人に一つ、二つなど顕著な良い特徴があると、他の特徴も夜組むてしまう。
逆に顕著な悪い特徴があると、全てを悪く見てしまう。
ほとんどの採用選考面接前に「適性検査」を実施することが多いです。
「適性検査」において、優秀で活躍する人材と同じような「性格結果」を出すことができれば、「過去優秀な人材と同じような性格なので、活躍する可能性が高い」とイメージします。
逆に、活躍しない人材と同じような「性格検査」の場合には、「過去の経験から活躍しないだろう」とイメージします。
この結果を元に面接する場合は、検査結果が面接に大きな影響を与えます。
面接官の仮説
・筆記試験高得点→記憶力高い
・適性検査性格一致→向いている
・小論文点数高い→論理力高い
小論文からの仮説
A:論理力高い仮説→面接で高いのを確認
B:論理力低い仮説→面接で低いのを確認
このAとBでは、質問の意図が異なります。
面接の【第一印象】
同じように面接においても、入室時の第一印象がその後の面接に大きな影響を与えます。
そのイメージは、面接最初の約3分で確認します。
最初の3分間にあること
・入室時の態度・表情・仕草→オーラ確認
・志望動機から「情熱」確認
・志望動機追加質問から「論理性」確認
・ツッコミ質問から「ストレス耐性」確認
・・・多くのことがこの3分で分かります。
そのイメージを最初の3分で確認するので、「第一印象」は大切です。
筆記試験、適性検査の結果が良く、エントリーシートを完璧に仕上げることができれば、次は面接の「第一印象」です。
第一印象は、瞬間的に判断されます。
オーラと呼ばれるものですね。
その判断の割合は、
・外観が55%
・話し方が38%
・話の内容が7%
このポイントとして
・外見:表情、髪型、しぐさなど
・態度:立ち方、お辞儀の仕方、椅子の座り方など
・話し方:声の大きさ、言葉使い、言い方など
・話の内容:話の構成
<入室>
Aさん
・歩き方がダラダラしている
・入室時不安そうな表情
・落ち着きがない
・・・
大丈夫?と考えますね。
Bさん
しっかりと練習を行い
・落ち着いた表情
・落ち着いた笑顔
・機敏良いしぐさ
・ハキハキしている
・・・・
どちらの第一印象が良いか?
明確ですね。
落ち着いて、自信を持って面接で答えるには、
・ESの完成度を上げて、変な質問させないこと
・ESに盛り込んである「誘導質問」の回答を事前準備し、自信を持って応えられるようにすること
・イレギュラーな質問に対しても、「◯◯話法」のテクニックを用い、簡潔に答えること
・練習慣れから、本番落ち着いて答えるようにすること
等々の準備を模擬面接から行なってください。