グループディスカッション「自由討論型」の進め方

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元採用担当者で元8大学非常勤講師が説明

グループディスカッション「自由討論型」の進め方

 

グループディスカッション「自由討論型」の進め方

企業によって
・Aのように説明のある場合
・Bのように説明のない場合
・ディスカッション後に発表の機会がある場合、ない場合
等あります。

他企業のディスカッションと同じと思っていると落とし穴があります。
注意して聞いてください。
グループディスカッション「自由討論型」の進め方
メンバー同士のコミュニケーションがポイントです。
事前に
①の「全員が合格するつもり」を共有する必要があります。
②の「評論家」にならないようにする意識共有も必要です。

グループディスカッション「自由討論型」の進め方
ポイント③ルールをよく聞くことは重要です。
・筆記用具が使えるかどうかによって進め方も変わってきます。

最初の説明をよく聞いてください。
企業・自治体によって進め方が違います。
注意してくださいね。

時間配分を共有するには、
・どうやって結論を導くのか?
・それぞれのプロセスでは、どのくらいの時間がかかるのか?
・結論をまとめるには、どのくらいの「事実」が必要なのか?
・結論の根拠として、どのくらいの論理性が必要なのか?
これらを理解する必要がありますね。

グループディスカッションの極意に「経験値」があるのも経験から時間配分と進め方を理解する必要があるからです。

時計は必ず持参しましょう。
ビジネスマンで腕時計を身につけていない人はまれです。
限られたディスカッションの1分、1秒が明暗を分けます。

グループディスカッション「自由討論型」の進め方

グループディスカッション「自由討論型」の進め方
司会・議長は、グループディスカッションの経験値の多い人がやるべきです。
間違った方向や進め方をやってしまうと・・・・全員が残念な結果になります。


グループディスカッションでは、「コミュニケーションスキル」を確認したいと思っています。


一人のメンバーとしても十分に「コミュニケーションスキル」は発揮できます

1対1のコミュニケーションスキルは、個人面接でも確認できます。
1対多人数のコミュニケーションスキルは、グループディスカッションにて効果的に確認できます。
・周りへの配慮

・独りよがりでないか
・攻撃性はないか
・発言の少ない人に発言の機会を与えているか
・・等々、多くのコミュニケーションスキルを確認できます。

 

 

書記とタイムキーパーの注意点
役職を引き受ける時には注意が必要です。
それは、特に「タイムキーパー」に多いのですが、この役職の仕事をやっていればいい・・・・と思うのか「コミュニケーション」を積極的に出さなかったり、発言回数が減ることです。

これでは、「コミュニケーション力」を発揮できませんね。


役職をやることにより、「積極性」をアピールはできますが、本来の「コミュニケーションスキル」が発言回数が少ないことからアピールできなければ・・・残念な結果になってしまいます。



この「自由討論」では、
・拡散して「事実・意見」を集める
・収束して「事実・意見」をまとめる
が司会・議長の役割です。

十分な「事実・意見」が集まらなければ、時間を延長して集めなければいけません。
このさじ加減がポイントです。 

実際に経験を積めば、感覚的に何をするべきか理解できると思います。
積極的にディスカッションに参加しましょう。

 

意見をまとめるタイプの例をあげますと
<<例>>
「理想の新入社員とは?」このお題を与えられたら、どうやって結論を導き出すのか最初に考えてください。


一人シュミレーションとして、司会・議長とメンバー役を担当すると仮定し、時間内に結論を導きだせるか一人ロールプレイをやってみるのが攻略法の一つです。

司会・議長のゴールは、
・メンバー全員から「意見・事実」を収集し
・メンバー全員でまとめていく
道筋・レールをしっかりと作ること。
その結果、最も良い結論が導き出せます。

書記に必要なゴールは、
「発言内容」⇒「誰にでも分かる要約した短文」にまとめることです。

・話し言葉情報を分かりやすい短文の情報に変えること。
・理論の優位性を確認する場合、比較しやすいようにまとめること。
・発表のために要点をまとめること。
などです。


タイムキーパーのゴールは、
ただ単に時間の管理をする・・・というだけではなく司会・議長の補佐役に回るべきと考えます。
ディスカッション盛り上げ役や意見が言いやすい環境を作り出していくのに貢献して欲しいです。
・意見を促したり
・手を差し伸べたり
・相手の意見をまとめたり
できるといいと思います。

グループディスカッション「自由討論型」の進め方
家を建てるとき、設計士・大工・内装業者を決めるように、司会・書記・タイムキーパーを決めるのが効果的な進め方です。

そして、期日までに家を完成させるのと同じように、グループディスカッションでもタイムプランが必要です。

多くのグループディスカッションを経験することにより、このタイムプランのさじ加減が理解できるようになります。

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