評価とは、共感的なヒューマンスキルを可視化し、論理的なコンセプチュアルスキルを可視化し、点数化することにより応募者の優劣をつけるものです。
私が考えた採点シートは下記の画像のようなものです。
企業によって求めるコンピテンシーは異なりますので、内容は異なってきます。
一つの参考事例としてください。
一つ一つの採点項目について、個人的な見解を説明します。
グループディスカッションにて、効果的な確認できる能力には、
・ヒューマンスキル
・コンセプチュアルスキル
があります。
コミュニケーションスキルは、グループディスカッションにおいて一番見極めたい能力です。
こちらで詳しく説明しています。
主体的かどうかは、発言回数をトラッキングすることで測ることができます。
司会や書記、タイムキーパーを自分から申し出てやる場合加点します。
こちらで詳しく説明しています。
的を得た発言をしているかどうか?○◎△×などでトラッキングしたりします。
分かりやすく伝えているか?
発言時の表情や声のトーンなども見ます。
こちらで詳しく説明しています。
リーダーシップを発揮するには、タイムプランや進捗を理解する必要があります。
その道筋を理解したうえでゴールに向かって先頭を進んでいる人にリーダーシップ加点します。
司会がリーダーシップを発揮しやすいですが、まとまらない場合はメンバーがリーダーシップを発揮したりしています。
こちらで詳しく説明しています。
一人でもファシリテーション力を持っているとディスカッションが活発化します。
メンバーの一員として発揮できるのでここでポイントを稼ぎましょう。
テクニカルスキル
コンセプチュアルスキル
発言内容を聞いていると、この思考を持っているかどうか分かります。
仮説の検証を行っているときに「新しい的外れの事実」を言い出すメンバーもいます。
経験値を持って、流れを理解したうえで発言しましょう。
さりげなく、
「ブレインストーミングで事実を集めましょう」
「KJ法で事実をまとめていきませんか」
と発言すれば、加点間違いなし。
問題点を探っているときも
「もれなくダブりなくで問題を考えましょう」
と発言すれば・・・加点間違いなし。
是か非かのディスカッションでも
「メリット・デメリットの表を書いて比較しませんか」
これもいいですね。
オリジナリティを発揮するには
・視点を変える
・立場を変える
・時間を変える
・場所を変える
・やり方を帰る
等5W1Hのフレームワークで考えるといいですね。
全く違うものを足すことでもオリジナリティが生まれます。
ここでは、問題解決のプロセスについて見極めます。
あくまでひとつの例になります。
企業によっては全く違うかも知れません。
たくさんある選考評価の中のひとつだと思ってくださいね。
ここまでの「グループディスカッションの理論的なこと」を理解したうえでロールプレイを行うと、アピールできる能力の「質・量」が増えます。
1回でも多くロールプレイを経験しましょう。