グループディスカッション攻略方法
うまくいかない人の共通点
①発言回数が少ない。
理由:「お題」について話し合う「事実」を持っていない。
主体性」「行動力」がない。
「自信」がない。
発言回数が不足しているのは、圧倒的に不利です。
コミュニケーションレベルは、発言回数と相関関係があります。
周りの人から「振られて発言」するようなことが無い様に、
タイミングよく発言しましょう。
②発言内容に根拠が無い。
理由:見解を述べる場合が多く、事実ではない場合が多い。
できれば、発言後、根拠も簡潔に述べたほうが良い。
GDでは、「事実」を元にした論議が必要です。
見解は、個人の意見であり、「事実」ではない。
③自分の主張に固執する。
理由:ディスカッションは個人から集める「事実」を元に、最善の解決策を見つけ出す作業です。
周りが同意しない一つの方向に進んだ場合、コミュニケーション力が全員に発揮されていると判断できない。
④話が広がりすぎる。
理由:発想力の強い人は話が反れていきます。
戦略の話を求めているのに、戦術の話をし始めることもあります。
話が反れて来た場合、誰かが元に戻す発言をする必要があります。
フレーム思考を持ち、本論から外れた場合にはすぐに戻しましょう。
合格者に共通する行動
①うなずく。
理由:相手の発言内容に対し、聴いている姿勢を感じる。
聞き手がうなずくと、話し手は発言しやくすなります。
グループディスカッションではこの「発言しやすい環境」を作るのもコミュニケーション力発揮の一つです。
②発言回数の少ない人に手を差し伸べる。
理由:発言回数の少ない人が重要な「事実」を持っている場合があります。
発言の機会を与えることは、ディスカッションに必要な行動です。
客観的な視野を持ち、全体から事実を集めようとする姿勢は、ヒューマンスキルの発揮状況です。
③進捗をまとめる。
理由:進捗をまとめることはディスカッションをスムーズに進めるカンフル剤になります。
進捗をまとめることにより、あと何をすればいいのか整理できます。
④時間配分を考える。
理由:事実を集める。仮説を立てる。
いくつかの仮説の優位性を検証する。
結論を出す。
それぞれの時間配分を立てる必要があります。
時間配分ができていないと、時間内に結論が出せない可能があるためです。
時間配分を事前に全員と共有する必要があります。
最初に全体の流れを説明できるとベストです。
<例>
①最初に事実を集めますので、ブレインストーミングを使い事実を5分で集めましょう。
②集まった事実をカテゴリーに分けてまとめていきましょう。 5分
③まとまった事実から 仮説を立てましょう。10分
④いくつかの仮説から優位性を確認し、結論を導きましょう。 10分
⑤結論を発表できる形にまとめましょう。 5分
⑥余裕時間 5分
この時間でいきたいと思います。
⑤意見が出ない場合、質問する。
理由:思考が止まる場合が少なからずあります。
「どうあるべきか?」「そもそも○○とは何なのか?」
「問題は何か?」など質問を与える事で思考が活性化します。
多くの人から事実を集め結論に導くのがGDです。
一人で走らないようするように意識してください。
ここまで行動について書きましたが、一番は「全員が合格するつもり」で全員が発言しディスカッションを重ね、議論が白熱するのがベストです。
発言が少ないチームには、「ヒューマンスキル」が発揮されていないと判断します。
模擬のグループディスカッションロールプレイを上記を意識しながら実行し参加すると「ヒューマンスキル」が理解できます。
ある参加者は、お題の内容から「ヒューマンスキル」を【見極める選考】と判断し、
・頷く
・言いまとめる
・言い換える
・発言の少ない人に手を差し伸べる
を続けて100%グループディスカッション通過していました。
もちろんお題が「コンセプチュアルスキル」を求めている場合には、
論理的な発言を心がけていました。
この戦略が立てられるようになるには、回数を重ねた訓練が必要です。
グループディスカッション高得点とるには経験値を上げる
1日かけて7回練習できる機会を持ちませんか