集団面接と集団討論、個人面接の違い:受験者視点④
個人面接には、質問スキルが必要ですね。
深掘り質問をするためです。
そのため、複数の面接官の一人は人事部員が多いです。
・一次面接
・二次面接
・採用担当者面接
・役員面接
の違いについて、説明していきますね。
一次面接
他の記事でも説明しましたように、集団討論/集団面接が無い場合の最初の面接と考えてください。
集団討論/集団面接がある場合、次の面接は、この次の二次面接になる場合が多いです。
若手の人事部員が面接官として行うことが多く、他の課長レベルの方たちと共に選考を行うことが多いです。
・コミュニケーションスキル
・相性
・論理性
などのコアコンピテンシーを確認することが多いです。
面接カード/エントリーシートの完成度によって、面接回答の納得性が違ってきますので、面接カード/エントリーシートの完成度を最初に上げておいてください。
その理由は、エピソードからコンピテンシー面接を行うことが多いため、十分な準備ができていないと・・
・一貫性が崩れたり
・論理性が崩れたり
・レスポンス良く答えられなくなります。
面接カード/エントリーシートの完成度を上げておけば、論理的な回答はできると思います。
あとは、笑顔を常に出してください。
以上が出せれば、大丈夫だと思います。
二次面接
いよいよ、人事面接官の中堅の方が出てきます。
この人事部員は、
・コンピテンシー面接
・構造化面接
・逆面接
・5WHY面接など
様々なテクニックを用いて、
・能力
・人物
・仕事への情熱を確認します。
ここまでの面接対策は、
・5つのエピソードのコンピテンシー対策準備
・志望動機の論理性対策
・業界研究
・やりたい仕事における求められる能力をエピソードからどのようにアピールするか
等々、事前の準備をしっかりとすれば、大丈夫です。
採用担当者面接
役員面接前の面接官担当として、採用担当者のトップが面接を行うことが多いです。
50歳以上の方が面接官としている場合、人事トップの場合が多いです。
人事部員として、数千人の面接を行ってきた
「人を見極める技術」
「コンピテンシー質問力」など
全ての技術・スキルをフルに活用して面接が行われます。
面接の中で一番難易度が高いのは、ここです。
何を聞かれるのか?
一つの回答から深掘り質問を何回も重ねますので、就活生のレスポンス良い回答力が問われます。
結論と根拠を意識し、簡潔に答える練習が必要ですね。
この練習は、面接1日特訓練習会が適しています。
役員面接
役員の方は、数千人の部下の中から、優秀な人材の
・態度
・表情
・しぐさ
・論理性
・話し方
・分かりやすさ・・・
経験値から、見極める方法を持っています。
雑談からでも、その人の能力を見極める目利きを持っています。
ここまでくると、ほとんど能力には差がないため、「仕事に対する情熱」の強さで決まると考えます。
対策としては、再度、企業研究を進めたり、働きたい情熱を整理して伝えられるようにしたらよいと思います。
ごめんなさい。私自身、採用担当者として、役員面接前までの経験から、採用担当者面接までの対策サポートは十分にできます。
営業管理職の経験はありますが、役員レベルではなく、アルバイトまで含めても部下は800名ほどでしたので、役員面接対策は・・少し不得意です。ごめんなさい。
上記のように民間企業は、大変ですね。
それに比較すると、公務員の場合、個人面接は1回キリが多く、時間も20分くらいです。
公務員の個人面接
公平・公正を担保することが面接に必要なため、ほとんど同じような質問をされます。
少ない時間で効率よく面接を行う理由から、面接カードから中心に質問されることが多いです。
そのため、面接カードの完成度を極力まで上げて提出するとともに、予想される質問の回答を3回の深掘りまで対応できるように準備することが大切です。
また、自治体によって、質問される傾向があるため、過去5年間ほどの質問を分析し、その傾向対策をとることが最優先の対策です。
公務員の面接は、民間企業と求められる「能力」「価値観・人間性」「仕事への情熱」が異なりますが、こちらの方がどの自治体・どの警察・どの消防も同じなため、しっかりと準備をすれば内定が取れると確信しています。
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