企業の求める人材って?
一昔前であれば、プロになるには約1万時間の学習・訓練が必要と言われました。
1万時間といえば、年に2000時間働くとして約5年です。
今では、2~3年でプロになる事を企業は求めています。
即、戦力になる人材ですね。
新卒は「ポテンシャル採用」と言われますが、
即戦力になる「ポテンシャル」を求めています。
ドラッカーも著書の中で述べています。
「強みを知り、強みを発揮して成果を残す」
「強み」って何でしょう?
自分の知っている「強み」は、本当の「強み」ですか?
テクニック本にある「強み」ではありませんか?
中途半端な「強み」をアピールしていませんか?
本当の「強み」とは、100人の社会人がいれば、
一番になることが「強み」ではありませんか?
自分では「強み」と思っていない「本当の強み」が隠れていませんか?
本人は、普通に行っているので、
他の誰もが同じように実行していると思っている事の中に
「真の強み」が隠れている場合があります。
就活生から「エピソード抽出」の相談を受けて話を聞くと、
たくさんの「真の強み」が抽出されます。
企業はこの「真の強み」をアピールして欲しいと思っています。
成功体験からこの「真の強み」を抽出しましょう。
褒められた事
うまくいったこと
目標を達成した事
この過去の棚卸しと「性格検査」から得た客観的な性格診断から
多くの「強み」は抽出されます。
型にハマッタ「強み」ではなく、誰にも負けない「強み」を探しましょう。
ただ残念なことに、「真の強み」を面接でアピールしていても
ストーリーがしっかりとしていなく、「強み」を証明できない学生も多くいます。
「なぜそれが強みなのか」証明できるように 文字にして書きましょう。
また、第三者に読んでもらいましょう。
そして、質問してもらいましょう。
この繰り返しによって、証明のレベルは向上します。