就活生に必要なのは知的好奇心
多くの管理職や優秀な新入社員に共通しているコンピテンシー(能力)のひとつに「知的好奇心」があります。
知的好奇心があると、何かの問題解決をしなければいけない時
「どうやったら早くできるか?」
「楽にできる方法はないか?」
「安く買えるのはどこか?」
「対費用効果が高いのは何か?」
「欲しいものを近くで買えないか?
「真の問題は何か?」
など「事実」を集めだします。
新しい「知識」「スキル」を習得することに貪欲です。
この「知的好奇心」から集まった「知識」は、何かの問題解決の思考をしなければいけないときに、たくさんの「事実」として「仮説」を立てるときの重要なデータになります。
また、知的好奇心から得た「知識」は、新しい発想を生み出すときの多くの「ヒント」にもなります。
グループディスカッションの評価をしていると、「問題解決力」「発想力」のベースとなる基本的な「事実」を持っていなく、「戦えない」学生が多いのに驚きます。
・生活保護のありかたについてどう思うか?
・グローバル化が進むと国内の産業はどう変化すると思うか?
・○○という商品の売上を20%上げるにはどうしたらいいか?
これらの「お題」に必要な「知識」を効果的に得る方法、そして事実から「結論」を導く方法があります。
知的好奇心を磨くことはすぐに始めることができます。
自分自身に「質問」を投げかけることから始まります。
「どうすれば、うまくいくのか?」
「もっと効果的な方法はないのか?」
「成功している人は、どうやっているのか?」
「聴いてみること」
「調べること」
「アドバイスをもらうこと」から始めてください。
知的好奇心コンピテンシー(能力)はすぐに発揮されます。
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