性格検査の活動性について

性格検査の活動性について

活動性って何?

ある性格検査では、
0点~20点までの点数にて性格判断されます。
点数が高い低いが、良いか悪いかの判断ではなく、点数の高い低いで、A⇔Bどちら
の傾向が強いかが分かります。

 

活動性の点数が低いと
・鈍重
・反応が鈍い
・行動するのに腰が重い

 
活動性の点数が高いと
・すぐに行動する
・活発である
・俊敏性がある

 

公務員や警察官を考えると、
どちらが良いか???
明確ですね!

 

もし、性格検査で「活動性」が20点の方が、面接を受けると・・・
当然、活動性があるので・・
→面接の準備をしっかりとしている

活動性があるので・・
→部活動等で結果を出せている

活発なので・・
→面接回答のレスポンスが速い

ここの性格検査と面接回答にギャップがあると・・・・

 

情緒的安定性である抑うつ性・気分の変化・劣等感・神経質の4つの項目は、面接態度、表情、しぐさから検査検査の結果との一貫性から確認でき、公務員・警察官に向いているかどうか確認できます。

 

一方、活動性は、質問の回答から確認できます。
頑張ったことや部活動のエピソードから確認できます。
その対策のためには、回答を準備する必要がありますね。

 

警察官の場合
右寄りでプロットエリア90%~の方が多かったです。
交番勤務を例にすると、巡回、パトロール、巡回連絡など様々な仕事を自ら計画していきます。活動性が高くなければ、抑止や検挙に繋がりませんね。活動性は、エピソードから確認できます。

市役所職員の場合
右寄りで80%~の方が多かったです。
市民の抱えている課題を職員が自ら解決していきます。一つの仕事を一人で行うことが多いため、自分で企画し、行動を起こしていける職員が求められます。この活動性は、エピソードから確認できます。

県庁職員の場合
右寄りの方が多かったですが、中間くらいの60%~の方が多かったです。
国から降りてきた政策を基礎自治体に下ろしていくというある程度決められている仕事が多いためだと思います。

 

この活動性は、面接で確認できます。
活動性が強いと性格検査で出ているのに、エピソード内容がしっかりとしていないと・・・
活動性が高いはずなのに、面接の準備ができていないと・・・

面接官は、
「何か違うかも・・・」と判断し始めます。

 

活動性の弱い人ほど、
その弱さを採用担当者にばれたくないため、
「活動性が強い」と回答します。

 

その結果、
活動性検査結果は100%なのに、面接回答では活動的ではないエピソードを回答してしまいます。

このギャップを感じた瞬間、
「何かが違う・・・」と面接官は、判断します。

自分を大きく見せようとすると・・・ギャップが出てしまいますね。

 

元採用担当者で元8大学非常勤講師が説明

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