政策と施策と方策の違い
広域自治体では、グループワークがあることが多いですね。
<<例>>
食品ロスを減らすための施策を考えよ。
ここで、考えなければいけないのは、政策、施策、方策の違いをしっかりと考えることです。
政策(辞書)
(国家や政党の)政治上の方針や手段。
施策(辞書)
政策・対策を立てて、それを実地に行うこと。政治などを行うに際して実地にとる策
方策(辞書)
はかりごと。計略。また、手段。方法。「方策を立てる」「事故防止の方策がない」
施策を考えるときに注意するのは、具体的なアクションプランではなく、「策」を考えること。
逆に、基礎自治体である市役所等の集団討論では、アクションプランである「方策」が出ることが多いです。
民間企業でいるとことの戦略と戦術の違いがここにあります。
施策を考えるときに注意するのは、
・具体的なアクションプランでなく、戦略的なこと
最初に、食品ロスが増える理由を明確にする。
主に食品ロスはどこで発生するのか
(WHERE)
原材料⇒野菜など、形が悪く出荷できない
飲食店⇒食べられるのに、端の部分や皮の部分
食料品⇒賞味期限切れ、消費期限切れ
と、複数の原因を考えれば、3つのフレームで解決策を考えることができます。
これ以外のフレームでは、
WHEN いつ発生するのか?
WHY なぜ発生するのか?
のフレームで分けてもいけると思います。
広域自治体の集団討論やグループワークでは、このフレームワーク力が論理性をアピールできるポイントになります。
フレームワーク力を鍛えて、グループワークに勝ちませんか!
集団討論1日練習会