集団討論はなぜ、8名くらいが多いのか?
これについては、個人の見解です。
私だったら・・・の内容ですのでご理解ください。
①一人のリーダーがまとめられるのが8名くらいまでだから・・
民間企業で働いていた際、教わった内容です。
私も管理職の経験がありますが、12名の部下をまとめるのは大変でした。
何人までくらいが良いか??と今思うと、やっぱり8名くらいかな?・・と感じます。
なぜ、8名までなのか??について当時学びましたが、・・・内容忘れました。
また、面接官が評価をする場合、全員の評価を公平・公正につける限界が8名くらいではないかとも考えます。
②集団で物事を行う場合、6名以上になると、積極性のない方の発言が減ってくる
ウイキペディア
傍観者効果(社会心理学の用語であり、集団心理の一つ。ある事件に対して、自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさない心理である。傍観者が多いほど、その効果は高い。
人数が少ないグループでは、積極性が低くても、発言しない限り討論が進まないため、無理にでも積極性を出そうとします。
一方、大人数になれば、「Aさんも、Bさんもあまり発言していないから、私も大丈夫だよね」と思ってしまうことから、消極的な部分で出てしまうのではないか??と考えます。
ここから、本来の積極性無い人材を見極められます。
③人数が多くなり、増えた質・量の意見を結論にまとめるのが難しい
実際に、4名で集団討論をするのと、8名で集団討論をするのでは、出てくる事実(意見・発言)の数が倍になり、8名の方がまとめるのが大変です。
討論において結論をまとめる部分では、説明力、論理性、フレームワーク等々、論理性が高くないとうまくまとまりません。
ここから、効果的に能力を見極めることができると考えます。
④効果的に大人数の選考ができる
民間企業の場合、グループディスカッションの通過率は、20%~30%
専門の面接スキルが無くても面接官ができる選考がグループディスカッション/集団討論。
多人数を比較することで、優秀か優秀でないかを客観的に判断できます。
集団討論/グループディスカッションを行っている選考の場合、あまり、集団面接はありませんでした。
次は、集団討論・集団面接・個人面接においての見極めることの違いを説明します。