面接カード「表題」の意味を読み取り、書く

面接カード「表題」の意味を読み取り、書く

面接カード「表題」の意味を読み取り、書く

ある自治体職務経験者 採用提出書類の中、A4用紙1枚に「これまでの職務経験で身につけた知識・経験・能力が、どのように県職員として生かせるか」を自由に書かせるタイプがありました。

 

添削のためにワードにてまとめてある文章を読んでみたところ、
「職務経験で身につけた能力」は、記載されていましたが、
「職務で身につけた知識」「経験」が記入されていませんでした。

 

転職者の場合
仕事上で結果を出すためには、「知識」を学ぶことも多いです。
<例>
リーダーとしてチームをまとめてきた経験から学んだ「モチベーション理論」や「ロジカルシンキング」の知識を生かし・・・
<例>
人事として人材育成の経験から学んだ「コンピテンシー理論」や「モチベーション理論」の知識を生かし・・・

 

困難なことを乗り越え、大きな目標を達成するためには、多くの新たな知識が必要な状況が多いです。

「知識をどのように生かすのか」についても、具体的に言えると良いですね。
<例>
組織の問題解決を進めていく際、「ロジカルシンキングの知識」を生かし、・・・・していく
また、「モチベーション理論で学んだ知識」を生かし、・・・・していく
<例>
チームにて問題解決していく際、「コンピテンシー理論から学んだ優秀な人材の行動規範」を成功事例から集め、チームに広げることで大きな成果に結びつけていく・・・
また、チームメンバーに「モチベーション理論」から学んだ個々のモチベーションファクターを理解した上でアプローチすることで、主体的・積極的なチーム作りに繋げていく・・・

 

 

今の職員にない「経験値」を持っている人も求められています。
<例>
500名のメンバーををプロジェクトのリーダーとしてまとめてきた「経験」が、・・・・
<例>
住民説明会を通して質疑応答に応じてきた「経験」が、・・・

 

 

職務経験者に求めるのは、
・現在の職員が持っていない知識
・現在の職員が苦手とする経験値
などと考えています。

学生と同じ「能力」だけをアピールしていたのでは、差別化が薄くなりますね。

表題をよく読み、採用担当者が求めていることを「相手の立場になって書く」ことが重要ですね。

 

最近、アピールシート試験やプレゼンテーション面接が増えてきたことから、この原稿添削が増えてきました。
しっかりと準備し、面接時の深掘り質問されないように準備しましょう。
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