自治体アピールシート試験のアピールシート提出前に再度確認すること
アピールシートというカタログ完成度の違い
<ある県庁のアピールシート>
アピールシート試験の説明案内
事前にアピールシート及び職務経験経歴書を提出していただき、民間企業等における職務経験や、そこから得た知識・能力を県行政のために生かせるか等を評価し、得点化します。
よく読むと「経験から得た知識・能力を県行政のために生かせるか」とあります。
<注意するポイント>
・職務経験で得た「知識」は何か?
・その「知識」は、県行政にどう生かせるか?
・職務経験で得た「能力」は何か?
・その「能力」は、県行政にどう生かせるか?
実際にある受講生のアピールシートを添削した際、「知識」について、書かれていませんでした。
そこで、職務経験の「専門知識」を学んだことを盛り込み、「その知識が生かせる仕事に就きたい」とアピールする形に修正し、面接対策した結果、内定が取れました。
<ある県庁のアピールシート>
案内のアピールシート試験の説明
一般教養試験なし、専門試験なし、「職務経験を問う」選考です。
具体的に求める人物像が提示されています。
・過去に例のないことであっても、新しい発想やチャレンジ精神を持って自らの頭で主体的に考え、実現することのできるバイタリティのある方
・積極的に人と関わり協働することのできるコミュニケーション能力の高い方
・組織や人を動かして課題を解決していくことのできるリーダーシップのある方
上記のような求める人物を確認するために、アピール試験当日、指定された条件内容を盛り込む小論文を指定時間に書くものです。
<注意するポイント>
・最初に提示されている人物像のキーワード
「新しい発想」「チャレンジ精神」「主体的」発揮のエピソード
「協働」「コミュニケーション力」発揮のエピソード
「人を動かす」「組織を動かす」「問題解決」リーダーシップ発揮のエピソード
・上記のエピソードを事前に大枠で考えておきます。
・当日の案内には、「条件」が指定されます。
なぜ、チャレンジしたのか?
工夫したことは?
等々です。
この方も内定が取れました。
台本のように作り込むと、当日指定された「条件」がうまく盛り込めなくなります。
・全体ストーリーの大枠を持ち、その中に「条件」を盛り込んでかけるようにしましょう。
<ある県庁のアピールシート>
最初に提出する面接カードに記入
経歴のうちあなたが◯◯県職員として活かすことができる最もアピールしたいことについて,どのような目標を 立て,どのような状況・場面でどのように行動し,どのような結果が得られたか,具体的に記入してください。
(約800文字)
<注意するポイント>
①最近増えているのは、この最初に提出「面接カード」に記入させる。
②筆記試験通過
③1回目面接通過
③最終面接で、このアピールシートのプレゼンテーション試験を行うタイプです。
筆記試験が通過するか?わからない状況が多いので、十分な時間をかけないで・・・後で後悔することが多いです。
過去、心配性の方は、最初の「面接カード」提出前に私の添削を受けるので、うまくいくことが多いです。
ある受験者、「前年、前々年のアピール内容を調べ、事前にパワーポイント4枚作成」その添削と、プレゼン内容への質問対策を行うことで、内定が取れました。
一次試験の合格通知から郵送提出までが5日間程しかないため、その5日間に最終修正を行い、内定が取れました。
<アピールシート試験準備のまとめ>
全体的に準備すべきこと
①自治体が求める人物像を調べる
②キーワードを探る
<例>
・チャレンジ精神
・新しい創造的な
・周りを巻き込む
③自治体の課題を調べる
④その課題を自分が解決できるか調べる
⑤その自治体課題解決するエピソードをイメージする
⑥そのエピソードと重なるような、能力、スキル、知識を盛り込んだストーリーを考える
⑦私の添削を受け、①から⑥の戦略で間違っていないかを確認し、修正する
準備をしっかりと進めましょう!
1時間20分個人面接対策にて、アピールシート添削を行います。
詳しくはこちらへ