長所短所の書き方
長所短所の書き方
最初に言葉の定義が合っているかの確認です。
辞書で調べてみますと
長所
性質や性能などで、すぐれているところ。
短所
劣っているところ。欠点。また特に、人の性質などのよくない面。
物事には、良い面があっても、行き過ぎると悪い面として出てくることがあります。
長所:集中力が高い
短所:時として周りが見えない
長所:粘り強さ
短所:頑として考えを曲げない
長所:行動が早い
短所:軽率なときがある
長所が行き過ぎると短所になることが多いですね。
長所については、
「能力」よりも「資質」として生まれ持っていることを選んでください。
辞書にもありますように、「性質」の意味比重が大きいと個人的に考えるからです。
長所が発揮されたエピソードを一つ準備してください。
長所の発揮された経験を聞かれることが多いからです。
この長所は、その人の持つ「源泉ともいうべき性質」だと思っています。
私の場合は、「知的好奇心」です。
この延長が、自己PRの内容につながります。
次に短所です。
短所は、長所が行き過ぎたときに出てしまうことを選ぶと説明しやすいです。
その理由は、長所が行き過ぎるとよく無いことが多いと思うからです。
ただし、その短所は、仕事に支障のないものを選ぶと良いです。
その理由は、マイナスのイメージを与えてしまうからです。
人は、自分についてプラスになることを大きく言い、
人は、自分についてマイナスになることを言いません。
このマイナスになることをあえて言わせるのが短所だと思ってください。
次に「その短所から失敗した経験」を聞かれることが多いので、小さな失敗経験として準備してください。
また「その失敗経験から学んだこと」と
「その短所が出ないように気をつけていること」も説明できるように準備してください。
<例>
警察官を受験するのに、
短所:集中しすぎて周りが見えない時がある
・・・支障ありそうですね。
公務員を受験するのに、
短所:心配性なところ
心配性なところは、リスク回避として重要なことですが、行き過ぎると「メンタルが弱い」という印象を与えてしまいます。
少し言い方を変えるとよいですね。
この長所・短所から、論理性も確認できます。
その理由は、仕事に支障ないと論理的に言えるかどうか・・
「解決した」から支障ない・・では、「なぜ、解決したのに短所なのか?」と別の疑問が出てきます。
ここを担保しながら、長所・短所を考えましょうね。
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