ESに活用するコピーライティング
多くの就活受験者の悩みとして
・エントリーシートに何を書けば良いのか分からない。
・どうやってアピールするの?
・限られた文字数でどうやって書くの?
ここに必要なのは、自分を売る文章です。
多くの広告に必要な「セールスコピー」のノウハウがエントリーシートのコピーライティングにも必要ですね。
化粧品のチラシをイメージしてみましょう!
内容として、
・イメージ画像→未来価値
・その商品のメリット/特徴
・その商品のコストパフォーマンス
などですね。
これをエントリーシートに当てはめると、
・未来価値→過去の成功事例からイメージ
・メリット→自己PR
・特徴→長所/短所
・パフォーマンス→ガクチカ
等々が当てはまりますね。
商品を買うのと同じように
・他商品より優れている
→他受験者より活躍できる
・商品の使い勝手が良い
→周りとうまくやっていける
・もう一度購入したい
→一緒に働きたい
まさに、商品を売るように、自分自身を売らなければいけませんね。
人が広告を見て、
①商品に興味を持つ
②カタログを見て商品の性能を確認する
③店舗に行って、商品現物を確認する
④わからないことを販売員に質問する
⑤確信を持ち、購入する
同じように採用選考では
①SPIの結果を見て、能力や資質を持つ人材に関心を持つ
②履歴書/ESを読み、能力や資質の確認をする
③面接において、能力/資質を確認する
④不明な点は質問する
⑤活躍する確信を持ち、採用する
ここには、広告と同じように消費者を動機付けし、商品の性能を納得させ、購入させる「仕組み」があります。
大手の企業では、何万通というエントリーシートが送られてきます。
全てを最後まで目を通しているとは限りません。
広告のセールスレターでは、読み手の心を掴むのにかけられる時間は5秒だと言われています。
採用担当者はエントリーシートから何を見極めたいのか?
エントリーシートを読む前に、適性検査の結果を持っています。
性格検査の結果から、おおまかな「社交性」「行動力」「粘り強さ」「メンタルの強さ」の仮説を立てることができます。
この仮説とエントリーシートに書かれている内容に
・違和感がないかどうか?
・性格検査結果の「強み」とエントリーシートに書かれている「強み」が一致していれば一貫性を感じられます。
・この「強み」が発揮されたエピソードの「深さ」「広がり」「長さ」から能力の発揮状況が確認できます。
・この能力の発揮状況と「入社2~3年優秀社員の学生時代能力発揮状況」を比較し「会って確認したい」と思えば、面接選考に進ませます。
何が必要なのか?というと
・性格検査結果とエントリーシート(長所・強み・アピールポイント)に一貫性があるか
・「やりきったこと」エピソード内に「企業の求める能力」が記入されているか
・「企業の求める能力」の深さ、広がり、長さを理解しているか
採用担当者に「共感」を持たせるには、共感ポイントを知る必要があります。
そのポイントとは、
企業が求めている人材について理解を深めることです。
そして、企業が求める人材としてアピールすることです。
企業は、「優秀な学生」ではなく、「入社後、活躍する人材」を求めています。
どんなに「優秀な学生」をアピールしても採用担当者の心に響きません。
「活躍・貢献度」をアピールしてください。
できれば、より多くの先輩方から
「優秀で活躍する人材」について意見をもらってください。
自分の中で何かが明確になります。