面接質問の「貴方のこだわりは何ですか?」への回答ヒント

面接質問の「貴方のこだわりは何ですか?」への回答ヒント

面接質問の「貴方のこだわりは何ですか?」への回答ヒント

私は、コンピテンシーの専門家です。

専門家の立場から、優秀な人材の持っていることの一つに「こだわり」があります。

 

こだわり・・・って何??

 

優秀な人材には、多くのの「こだわり」があります。

・かばんのこだわり。

・ノートのこだわり。

・手帳のこだわり。

・髪型のこだわり。

・車のこだわり。

 

 

なぜこだわりを持つのか?

それは自分なりの成功法則・価値観持っているからです。

 

なぜ、そこにこだわるのか・・・・

と聞くと理由を教えてくれます。

 

この理由は、成功体験などから生まれることが多いようです。

 

そういえば、面接のときに「こだわり」を聞いていました。

なにかの「譲れないこと」があるかどうか?

その譲れないことはどこから生まれたのか?

 

 

「仕事を選ぶときのこだわりは何ですか?」

この質問から多くのことを見極めれます。

 

 

★志望動機を聞いた後、この質問をしています。

この業界の仕事、当社の仕事を選んだのには「理由」があります。

 

この「理由」を「こだわり」として聞いています。

志望動機と一貫性のある回答であればOKです。

しかし、別の形の回答が出てきたときには、一貫性を感じることができません。

 

一貫性のある回答が出てきた場合

「そのこだわりは当社で実現できますか?」

「なぜ、実現できると思ったのですか?」

「他社では実現できませんか」

「他に併願している企業を教えてください」

「その企業ではこだわりは実現できますか?」

「当社とその企業では、どちらがより実現できると思いますか?」

「なぜそう思ったのですか?」

 

ここまで一気に答えられますか?

 

転職者の場合、

難易度が上がります。

「そのこだわりは、前職では実現できないのですか?」

「なぜ、実現できないと思いますか?」

この質問にも論理的に答える必要があります。

 

 

少し、イメージしてください。

学校を卒業して初めて自動車を買いました。

・趣味のキャンプに行きたい。

・キャンプの荷物が多く積める車がいい。

・舗道されていない道もスイスイ走りたい。

 こんな「想い」から4輪駆動のワンボックスカーを購入しました。

 

しかし、キャンプはあまり行くことはできず、街中で使うことが多くなりました。

 

ここでは、3ナンバーのワンボックスカーの扱いにくいところが気になり始めます。

・駐車場に車を停める

・立体駐車場によっては入庫できない

・長距離運転疲れる

・・・・・

 

そうすると、今の問題を解決できる車に買い換えたいと思います。

そして車を探します。

 

転職も同じです。

今の仕事にて「問題」があります。

その「問題」を解決したいから「転職」します。

 

転職者の場合、

「あなたの仕事を選ぶときのこだわりは何ですか?」「志望動機」です。

 

「当社で仕事を選ぶこだわりは実現できますか?」という質問は、「なぜ当社で働きたいのですか?」と同じ意味を持ちます。

 

車を買いにいくと「どんな車がお望みですか?」と聞かれますよね。

これが「車を選ぶときのこだわり」です。

 

採用担当者は、形を変え質問を行います。

本音の回答であればこの形を変えた質問に振れなく答えられます。

 

どこかで建前の回答をすると、形を変えた質問に一貫性のある回答ができなくなります。

ここの矛盾に違和感を感じます。

 

 

面接質問の「貴方のこだわりは何ですか?」への回答ヒント

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