この問いに答えるとすれば
「優秀で目利きのできる面接官なら可能」と私なら答えます。
経験のある面接官は、見極めるコンピテンシーの質問を持っているからです。
でも数ヶ月の間に数千人の面接を限られた人事部員だけで行うことは正直無理です。
個人面接は1日がんばっても一人が担当するのはせいぜい10人。
当然一部のプロセスには「応援隊」も加わります。
そこで登場するツールが「適性検査」です。
正直、この適性検査は非常に役に立ちます。
面接官に成り立ての頃はこれがないと面接できませんでした。
経験を積んでも、この検査結果から読み取れるものは非常にたくさんあります。
など社会で必要なスキルを「持っていない」ことがこの適性検査から分かります。
この点数が良いからといって「活躍できる人」ではありません。
一番は「活躍しない人がわかる」ということ!
その仮説とエントリーシート内容から
「会って能力がある人材なのか確認したい」⇒⇒面接・グループディスカッションのプロセスに進む学生を決定します。
面接官は適性検査のデータから多くのことを読み取ります。
実際、入社後の活躍とこのデータを比較してみると高い確率で相関関係が見られました。
どのようにしてこのデータを読み取っているのか?
これは、採用担当経験者でないと分かりません。
これを説明するのは書面では説明できません。
なぜなら、「仮説思考」「コンピテンシー」等を理解しなければいけないからです。
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