集団討論メモの取り方
多くの企業、自治体の仕事では、グループで仕事をする機会も多いですね。
グループで活躍する人のコンピテンシーとして
・独りよがりでない
・論点を理解している
・問題点解決のための貢献できる意見を発表できる
・論点が外れている場合、すぐに戻せる
・論点のメリット、デメリットを理解している
・周りを巻き込む説明力が高い
・簡潔に意見をまとめられる
・この人と一緒に働きたいというオーラを持っている
・・・・・
行動としてのコンピテンシーはたくさんありますね。
メモがあると何ができるのでしょうか?
①座席に誰が座っているのかをメモることで
コミュニケーション力が上がる。
民間企業の場合
自己紹介があった際は、下記のようにテーブルを記入し、名前を書いてください。
そうすれば、ディスカッション時にはどうなるのか??というと
Aさん:「先ほど、サトウさんが言った〇〇は、大変良い意見で・・・」
Aさん:「先ほどのヨコヤマさん意見のメリットとしては、・・」
ここで
Bさん:「先ほど誰か? 〇〇と言いました??・・」
この違い、
A:この人は誰が言っているのかを理解している。
また、名前をちゃんと言っているので、コミュニケーション力が高い
B:意見はいいけど・・誰が言っているのか覚えていないんだ・・・
どちらが優秀な人の行動なのか???
わかりますね。
集団討論の場合
メモを渡されたら、最初にメモってくださいね!
②一人ひとりの発言をキーワードでまとめて記入することで、もれもダブりもないメモが取れる。
・誰が何を言ったのか??
・どんな意見が多かったのか??
その後の論理的なまとめ方をするためには、一つでも発表された意見が書き留められないと・・・
その意見が重要な意見であると・・・
良い結論に達することはできませんね。
ここのメモをしっかりと取ってください。
③全ての意見を3つのグループに分ける
フリクションボールペンを活用して、全員の意見を3つのグループに分けていきます。
グループ化って難しいですね。
でも安心してください。
汎用的に使えるフレームワークを10個ほど、集団討論1日練習会で教えています。
そのフレームワークを7回の練習会を通して、本番で使えるようにしています。
上記のこれ!
頭ではわかっていても、実際にやってみるとなかなかできませんよ。
その理由は、行動を起こしていないからです。
ボーリングの投げ方やコツを本で読んでどんなに理解しても、一度もボーリングをやらないで大会に出場するのは…
無謀ですね。
ぜひ、集団討論1日練習会を1日も早く受講し、練習を始めてくださいね。