自己PRの「強み」を差別化する内容にするには
自己PRの「強み」は、「あなたを採用しなければいけない」理由と言うべき「差別化」できるものがベストです。
<例>「粘り強さ」
学生「私には粘り強さがあります」
面接官の思考
・粘り強さは必要だよね。
・でも、的外れなことを粘る強く行ったら・・・
・そこ大丈夫?
・的を得ているか??確認しなければ・・・
<例>「コミュニケーション力」
学生「すぐに仲良くなれるコミュニケーション能力があります」
面接官の思考
・仲良くなって、どうなるの?
・仲良くなるだけ?
・周りを巻き込める?
・もう少し、確認しなければ・・・
一つ目が
学生「私には、高い目標のために結果を出すまで諦めない粘り強さがあります」
言い方によって、強化されませんか!
二つ目が
学生「初対面でも早期に人間関係を構築し、周りを巻き込み動かすコミュニケーション能力があります」
言い方によって、強化されませんか!
一つ目にやってほしいこと
ビッグキーワードというべき「粘り強さ」「コミュニケーション力」の言葉を辞書で調べてください。
<例>「協調性」
ネット辞書A
「利害の対立する者同士が穏やか に相互間の問題を解決しようとすること」
「性格や意見の異なった者同士が譲り合って調和 を図ること」
ネット辞書B
「性格や意見の異なった者同士が譲り合って調和 を図ること」
この辞書の意味を
・知って使う
・知らないで使う
では、エピソードの細かな内容が少し変わりますね。
自己PRで使うキーワードは、辞書で調べましょう。
その意味に合うエピソードの内容にしましょう。
二つ目にやってほしいこと
ビッグキーワードの一言で伝えるのでなく、「短文の文章」で伝える。
<例>
「初対面でも早期に人間関係を構築し、周りを巻き込み動かすコミュニケーション能力があります」
この「強み」であればエピソードは、
・初対面で人間関係を構築した
・その人間関係から周りを動かした
・その結果目標が達成した
「強み」とエピソードが一致しますね。
最近の民間企業面接では、「自己PR」・「困難なことを乗り越えたこと」を重要視しています。
その理由は、能力を中心に確認する選考になってきたからだと考えます。
三つの「頑張ったことエピソード」
そして、「自己PR」内容に多くの「能力」を盛り込み、他の受験者と差別化していきましょう。