書類選考で重要なのは「志望動機」
なぜ?企業は「志望動機」を重要視するのでしょうか?
それは、仕事に対して「熱意」を持って働いて欲しいからです。
★やりたい仕事、価値観に合う仕事でないと、多くの問題を乗り越えられないからです。
仕事には多くの「問題」「障害」「トラブル」がつきものです。
やりたい仕事であれば、ストレスを乗り越え、克服します。
しかし、「情熱」が足りないと、ストレスに負けてしまいます。
・自分に合っていない
・やりたい仕事ではなかった
・もっと自分に合う仕事があるに違いない。
辞めてしまう可能性大です。
企業にとって最大のリスクは、
・トレーニングしたにも関わらず、企業に貢献する前に辞めてしまうことです。
このリスク回避のために、「志望動機」「仕事への情熱」を確認します。
エントリーシートや事前提出書類「志望動機」に工夫が必要です。
・どれほど論理的に語られているか・・・
・読み手に納得性を持たせられるか・・・
読み手に共感を持たせる「志望動機」を作る必要があります。
ポイントは、「十分な自己分析」です。
自己分析により、「やりたいこと」が明確になり、能力棚卸しから、「できること」が明確になり、企業研究から、「企業の求めること」が明確になります。
この3つの重なり方を論理的に説明すれば、「志望動機」は完成です。
自己PRの作り方
自己PRの問題点は
「自分が思っている強みと周りからみた強みは違う」ということです。
本当の強みは、自然に行っていることなので、本人が気づいていない場合が多いです。
この強みを抽出するには、自己分析を行うしかありません。
自己分析が出来ていない学生は、皆さん、同じような自己PRをしています。
就活本に書いているようなものになります。
これに比較して、自己分析をしっかりと行っている学生は
・目標に対し、周りを巻き込む調整力
・限られた資産を最大限に活かす予算管理能力
・メンバーのやる気を引き出すファシリテーション力
など、オリジナルっぽい強みを出してきます。
自己分析をしっかりと行いませんか!
アピールできる強みを証明するのがエピソード
エピソードは、経験を述べるものではありません。
強みとしてアピールした能力を
「持っている」と証明するものです。
直近1か月で、120人を超える大学3年生の模擬面接を行いました。
改善ポイントの1番はエピソードです。
エピソードが「経験だけを述べている」ので、能力証明出来ていませんでした。
エピソードには、自己PRの強みが活かされているストーリーが必要です。
自己PRで粘り強さをアピールするなら、エピソード内に「粘り強く取り組んだ」と分かってもらえるような書き方が必要です。