自宅で面接問題改善訓練を行う
ピアノの上達のためには、自宅練習が必要なように、面接スキル上達のためにも、自宅練習が必要です。
一つひとつ、上記のような問題を指摘した場合、その改善練習方法も模擬面接で教えていきます。
・自信がなさそう
自信を持つためには、何を聞かれても、大丈夫・・・・と思うところまで練習することが必要です。
・目が泳ぐ
・話が長く、何が言いたいのか分からない
目が泳ぐには、理由があります。
ひとつは、「思い出そう」として目線を外すことです。
質問に対する回答を台本のように暗記しているときに起こります。
宿題として、鉄板質問を50くらい与えます。
鉄板質問のオーディオ音声ファイルを持って帰ってもらいます。
ひとつの質問に対し、100回以上
流暢に回答できるまで練習してもらいます。
ひとつの回答が平均30秒であれば、
100回=3000秒=50分
ひとつの質問回答に対し約60分かかるので50の鉄板質問=50時間かかります。
暇なとき、音声を聞きながら1日8時間練習しても約1週間かかります。
実際に、内定者の多くは、このくらい練習しています。
・何が言いたいのか分からない
・話が抽象的で具体性に乏しい
・論理性に欠ける
これに対しては、鉄板質問回答の添削を行います。
大枠の質問に対しては、1分以内、
小枠の質問に対しては、20秒以内で答えることをおススメしています。
この少ない時間内に言いたいことを全て含めるには、論理的な文章力が必要です。
結論約7秒 根拠約13秒
全体で20秒以内にまとめるには、回答をチェックしてもらう必要があります。
模擬面接でチェックしてもらってください。
・企業研究不足
入社したいのなら・・・・・
当社の仕事を理解していますよね。
これが企業側の思考です。
志望動機にもつながり、情熱アピールにもつながります。
模擬面接の深堀質問で確認できます。
ホームページに掲載されていることは最低、答えられるようしましょう。
自宅でしっかりと企業研究をする必要があります。
・志望動機があいまい
志望動機は、面接の一番の山場です。
模擬面接でもこの部分が引っかかります。
志望動機の添削を何回も行います。
採用担当者の視点から、OK出たものを流暢に言えるように練習する必要があります。
・実行力に疑問
「やりきったこと」内の行動力に主体性が感じられない場合があります。
クラブの部長をやりました。・・・とアピールしても、詳しく聞くと3年生が二人しかいなく、もうひとりが拒否したため自分がなった。
このような場合、別の面接官ウケする回答を考えてもらいます。
・少し掘り下げると底が浅い
模擬面接で深堀り質問を行います。
5Why質問といいます。
この深堀り質問の回答を宿題として与えています。
模擬面接を動画で撮影し、本人に渡していますので、動画中にある深堀り質問に対しての回答を準備してもらいます。
・現場の泥臭い仕事ができなさそう。
働くこと・・・について考えてもらいます。
・営業の仕事とはどんなことか
・事務の仕事とはどんなことか
働くことを理解したうえで、回答していただきます。
多くの模擬面接受講者は言います。
・自宅で模擬面接をやりましたが、緊張する環境でないので、練習になりませんでした。
緊張する模擬面接だからこそ、問題点が浮き上がると思います。
・元採用担当者だから、360度全ての角度から質問をしてくれます。
同じ内容の質問でも、言い方が換わるとその場で考える必要があります。
素の考えを答える必要があります。
言い方を換えて、巣の回答を引き出す質問のプロが採用担当者です。
その質問を受けることで、対応解答力が身につきます。
模擬面接を受けて、客観的な問題点を指摘してもらい、
自己訓練を行いましょう。