「適性検査」と「面接」の一貫性
「適性検査」は、応募者の人物像をイメージする「データ」です。
SPIの性格検査の結果
行動特性
意欲特性
情緒特性
SPI3では
社会関係的側面
組織適応性
が追加されました。
これらの性格特性の傾向を測ります。
傾向なので、ドンピシャ合っているわけではありませんが
高確率で性格を表しています。
こんな応募者がいました。
性格検査の結果⇔面接時の違和感
★「社交性あり」:性格検査
⇒伏せ目、おどおどしている。緊張している
⇒違和感を感じます。
★「行動力がある」:性格検査
⇒行動力を発揮しているエピソードがない
⇒違和感を感じます。
★「粘り強い」:性格検査
⇒粘り強く達成したゴールがない
⇒違和感を感じます。
★「計画性がある」:性格検査
⇒就活の計画が十分でない
⇒違和感を感じます。
採用担当者は、
理想の社員人物像と理想の性格検査結果を持っています。
面接で会う前に性格検査から「人物像」をイメージします。
その「イメージ像」と「理想の社員イメージ像」を重ねます。
イメージ通りかどうか確認しています。
面接が3分で決まると言われるのは
3分間で「能力」「情熱」「相性」を確認できるからです。
逆に言うと
「社交性あり」
「行動力あり」
「粘り強い」という性格検査結果を出したのなら
その人物になる必要があります。
「社交性」は行動によって変わります。
「行動力」も行動によって身につきます。
「粘り強さ」も行動をし続けるだけです。
ということは「行動力」を身につけることで
自分を変えることができます。
自分を変えて、面接で自信を持って「行動力あります」と
言えるようにしませんか!
2週間かければ
うそをつかなくてもよくなる
理想の性格検査結果が出せるようになります。
採用担当者はどうやって人物像をイメージするのか?
性格検査グラフを読み取り、
「どんな経験を持っているか」⇒応募者の経験を確認し、
一致しているか確認しています。
・持続性のポイントがこのくらいなら、このくらいの経験を持っているだろう。
・内省性のポイントがこのくらいなら、このくらいの経験を持っているだろう。
・身体的活動のポイントがこのくらいなら、このくらいの経験を持っているだろう。
・慎重性のポイントがこのくらいなら、このくらいの経験を持っているだろう。
この間に大きなギャップがあると、
性格検査の結果の信頼性が落ちます。
全ての性格、行動を一から面接で確認しなくてはいけません。
しかし、そんな時間はありません。
結果、確認できないため・・・時間切れになります。
この性格検査と面接対応の間の一貫性が確保できないと
残念な結果になる確率が高くなります。
一貫性を1日で、確保しませんか!
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