エントリーシートの「粘り強い長所」について
「粘り強い」は多くの意味を持っています。
性格や精神的な意味では、
・強靭な
・しぶとい
・シンが強い
・打たれ強い
・へこたれない
・くじけない
・不屈の精神を持つ
・忍耐強く
目標達成の意味では、
・負けない
・あきらめない
・妥協を許さない
・忍耐強く
・根気よく
・こつこつと
・じっくり
・腰をすえて
・腐らずに
面接官の持っている「粘り強い」と学生の思っている「粘り強い」に差があると、就活生がいくら「私は粘り強いです」と言っても、面接官は納得しません。
個人の「ものさし」は、自分だけの尺度なので、主観的な「ものさし」になっています。
面接官のものさしは、たくさんの学生から身に付けた客観的な「ものさし」になっています。
<<例えば>>
簿記の勉強をしています。
毎日3時間勉強して1年かけて3級の合格しました。
一生懸命行ったので、エピソードとして使おうと思っています。
ここでは、個人の主観「粘り強く勉強した」ことからアピールしても・・・
一般の人が1日2時間の勉強を6か月行って簿記3級に受かっていると
したら・・・どうでしょうか?
面接官からすると・・・
アピール力を感じませんね。
粘り強さをアピールするときには、この質と量も考えてくださいね。
面接官は「粘り強さ」にどんな意味を考えているのでしょうか?
一つは、「ストレスに負けない」
一つは、「結果が出るまであきらめないで続ける」
「ストレスに負けない」のであれば、ストレス耐性が強い
⇒面接から見極めることができます。
「結果が出るまであきらめない」
⇒結果が出ている
⇒結果を確認すればよい。
エピソードに「成果とよべる結果」を持っていますか?
エピソードの成果を聞くと答えられない学生も多くいます。
しっかりと考えておきましょう。
採用担当者は、「強み」の再現性を確認したいと思っています。
性格検査との整合性も確認します。
他のエピソードでも「強み」が活かされているか・・・確認します。
元採用担当者が1日かけて面接回答を
面接官が納得する内容に添削します。