エントリーシートを書くコピーライティング
消費者が広告を見て商品を購入するように
採用担当者がエントリーシートを読んで
「会ってみて能力を確認したい」と思い面接選考に進ませます。
ここでは、広告と同じように採用担当者に動機付けを行い、
能力を納得させ、
選考を進ませる「仕組み」が必要です。
知名度の高い企業では、
何万通というエントリーシートが送られてきます。
広告では、読み手の心を掴むのにかけられる時間は
約5秒だと言われています。
採用担当者は最初に何を見るのか?
消費者が広告レターを読もうか、捨てようか判断するときに
最初の一文を読みます。
この一文が「心」の中に入ってくるのか。
この最初の一文が一番重要です。
「やりきったこと」
最初の一文で、「何をやったのか?」
興味を持たせる「キャッチコピー」が必要です。
・興味を持たせる内容であるか
・具体的にイメージできる内容であるか
・インパクトはあるか
・チャレンジ精神はあるか
・高い目標を持っているか
限られた文字数の中で最大限にアピールできる文章。
この文章力から能力をアピールできます。
最初の一文はその後の大枠を具体的に表します。
①何に取り組んだのか=結論
人の考え方として結論を言われると
「なぜ、それを行おうと思ったのか?」疑問がわきます。
だから次の文は
②「なぜ取り組んだのか?」に答えます。
ここが理解できると・・・・
「具体的に何をやったの?」に答えてもらいたくなります。
だから次の文は
③「どのように取り組んで、何が大変だったのか?」に答えます。
このように、読みながら考える「問い」に文章が答えてくれると
楽に読めるので心の中に入ってきます。
ひとつの文章は次の文章を読ませるためにあります。
「やりきったこと」では最後の文章
「この経験からの学び」を伝えるために文章がつながっています。
この文章の流れを考えてください。
結論:なにをやったのか?
動機:なぜやったのか?
目標:どんな目標を立てたのか?
困難:どんな困難があったのか?
取り組み:どのように取り組んだのか?
結果:どうなったのけ?
活かし:どんな能力を活かすことができたのか?
学び:新しく学んだことはなにか?
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