新卒採用と中途採用何が違うのか?
新卒採用と中途採用何が違うのか?
採用側から新卒採用と中途採用を考える
採用側からみると新卒採用と中途採用ではその採用プロセスも違うし、見極めるポイントも違います。
なぜ、企業は新卒採用をするのか?
個人的な見解ですが、新卒採用では「優秀な人材が集まりやすい」ことにあると思います。
ただし、正社員として働いた実績がないため「入社して何ができるか?」の部分が不明で、「仮説を基にした活躍するだろう」というポテンシャルを見極めるしか手段が
ありません。
ここが難しいところです。
中途採用では、前職で身についた「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」
「コンセプチュアルスキル」の成果を確認することで「今、企業が欲しい人材=即戦力」かどうかを確認すれば良いので、専門的な質問や成果についての質問から優秀であるかどうかを判断できました。
この「ポテンシャル採用なのか」、「成果採用なのか」の違いが、新卒、中途採用にあります。
新卒採用過去の失敗
過去、多くの企業はたくさんの「失敗」を新卒採用で重ねてきました。
それば、1回の適性検査と数時間の面接でしか学生を見極める機会がなかったからです。
外国では、夏休みのインターンシップを通して学生の能力を測り、インターンシップに参加した学生の中から「優秀で活躍する人材」を見極め、採用につなげています。
これからの日本の企業でもこのインターンシップ制度による採用が主流になると思います。
今までのプロセスを変えないで「優秀で活躍する人材」なのか「そうでない人材」なのかを見極めるプロセスとして「グループディスカッション」「グループワーク」「課題問題解決型」などが出始めたと思っています。
この形式の採用プロセスには「テクニック」は通用しません。
本来の「素の学生」が出るからです。
対策はないのかというと、「訓練」によってそのレベルを向上することができます。
・論理的思考を理解する⇒発揮する。
・議事進行方法を理解する⇒発揮する。
・効果的なコミュニケーション方法を知る⇒発揮する。
これらの発揮には、
・ファシリテーションスキル
・問題解決能力
・ロジカルシンキング
・コミュニケーションスキル・・・・が必要ですが、知識・テクニックを詰め込んだだけでは、本番で発揮できません。
「訓練」が必要です。
テクニックではなく「訓練」が新卒内定の鍵!
「グループディスカッション」「個人面接」は、就活生の能力を証明する場です。
どんなに能力を持っていても、証明するスキルがなければ相手は理解してくれません。
グループディスカッションの「訓練」をしましょう!といい続けているのは、「訓練」でしか身につかないことがあるからです。