面接で何を見極めるか?①
個人面接前までで、(適性検査からGDまで)
「コンセプチュアルスキル」等、社会人に必要なスキル確認を面接官は行います。
いわゆる「企業に貢献」能力をグループディスカッションまでで、見極めます。
あと、何を見極めたいのか?というと
メインの目利きポイントになります。
「企業との相性」は、GDでもある程度まで見極められますが、
「入社したいという情熱」は、面接からしか見極められません。
「入社したいという情熱」は、どこまで企業研究をしているかの質問によりある程度確認できますが、「なぜ他の会社じゃないか?」・・・・等質問の回答・・・この説明が難しいですね。
過去の面接時、学生から
「御社でアルバイトをしていました。アルバイトの経験から
人を育てる御社の仕事を生涯の仕事にしようと思いました。」・・・・
少し何かが足りないと思いませんか?
この回答では、「そんなに好きだったら、アルバイトを続けてください・・・」と
思いたくなりますね!
面接官を納得させる回答は・・・・
他社と何が違うの?
入社して何がやりたいの?
5Whyを繰り返し、考えていくと答えが出てきます。
答えが出ないのであれば、面接官を納得させる材料が足りません。
なぜこの「情熱」を面接官は知りたいのか?
この「仕事への情熱」がないと、プレッシャーやストレスに負け
「自分のやりたい仕事ではない」・・・と早期退職に結びつくからです。
3年以内に新卒新入社員が退職すると、一人当たり数千万円の損失になるからです。
自己分析を十分に行い、企業に入社して何をやりたいのか?
何ができるのか?
価値観は何なのか?
十分な理解があれば、面接官に証明できます。
自己分析が重要だと回数を重ねて申し上げてきたのは、このためです。
あいまいな志望動機では、「情熱」を相手に伝えられません。
面接まで進んだときには、再度自己分析を振り返りましょう。